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熊本市 消防団の技術を競う大会

J:COM安心安全チーム、熊本担当の山口です!

7月14日に行われた「第38回 熊本市消防操法大会」を取材してきました。
その模様をお伝えします!

開会式の様子

この大会は、消防団員の技術の向上や団結の強化などを目的に、消防技術の速さ、正確さを競うもので2年に1度行われています。
今回は、コロナ禍による二度の中止を経て、実に6年ぶりの開催です。
熊本市内各地から16チームおよそ650人が参加しました。

指揮者の合図とともに敬礼!

改めて、街を守る消防団とは…

消防団員と消防職員って何が違うの???
消防団員は、消防士などの常勤消防職員とは異なる非常勤特別職の地方公務員です。「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、普段は別の仕事をしながら、地域防災の要として活躍しています。
現在、熊本市内では、約4000人の消防団員が16方面隊 87分団に分かれ活動しています。

主な活動としては…
「火災予防」 火災を未然に防ぐ
「消火活動」 大切な命を守る 
「救助活動」 誰よりも早くかけつけ救う

消火活動をはじめとして、大規模災害時には住民の避難誘導などを行い、平常時においても、防火の呼びかけなど大きな役割を果たしていて、地域の安全確保のために不可欠な存在です。

そんな消防団員たちの技術を競う大会 

前置きが長くなりましたが、今回の消防操法大会で競う種目は“小型ポンプ操法”です。
消防団員が5人1組になって、小型の動力ポンプを使用。
ホースを延長し50m先の火元の標的を倒す大会です。
標的を倒すまでのタイム及び、安全性・確実性・迅速性を競います。

指揮者の合図とともに、一糸乱れぬ動きを繰り広げる団員たち!

消防団員たちは、ホース3本を素早くつないで伸ばし、1つ1つの動作を確認。日ごろの訓練の成果を発揮し、息の合った見事な放水技術を披露しました。

そして16チームの操法が終わり、見事、優勝に輝いたのは、第7方面隊 第70分団 河内校区のみなさんでした!

優勝した第70分団 河内校区消防団員のみなさん

Q.優勝した感想を一言お願いします!
—はい、地域のみなさん、先輩方、教えてくださった消防職員の方、みなさんのおかげで優勝することができました。この後、県大会がありますけども、一生懸命練習して頑張っていこうと思います!

第70分団 河内校区のみなさんおめでとうございます!
この大会で優勝した第70分団 河内校区と準優勝の第29分団 御幸校区は、
8月25日に熊本県八代市で開催される熊本県大会に出場するとのこと。

熊本県大会に出場する消防団のみなさん!
是非、県大会でも存分に力を発揮してください。
心から応援しています!

取材協力:熊本市消防局