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【3分動画】台風による浸水からの奇跡の復旧!

災害は突然に:セボンデルソール調布自治会の試練

歩いて1分のところに多摩川が流れる、全63戸のテラスハウス形式の集合住宅「セボンデルソール調布」。令和元年に発生した東日本台風は、この地域に未曾有の試練をもたらしました。多摩川流域での内水氾濫により、全住宅の地下1階が浸水し、窓ガラスが割れるなどの甚大な被害が発生しました。

危機をチャンスに:迅速な情報共有がカギ

浸水被害に直面した自治会は、早期復旧を目指して行動を開始。被災直後にグループLINEを立ち上げ、住民同士の情報共有を図りました。多くの人からの情報を集めることで、被害の全容が明らかになり、復旧計画の策定に役立ちました。

具体的な行動:住民の力を結集

被災した住民からの具体的な要望を集約し、災害ボランティア本部と共有することで、被災翌日から復旧作業に着手することができました。また、住民が持つノウハウや情報の共有により、早期の生活再建が可能となりました。

知恵と協力の結晶:カビ対策から食の支援まで

浸水被害を受けた壁の石膏ボードには、カビ対策が急務でした。建築に詳しい住民が撤去方法を共有し、迅速な解体作業を実現。また、地域交流が盛んな住民の情報で、近所のベーカリーによるパンの寄付が実現し、食の支援につながりました。

奇跡の復旧:わずか4か月での現状回復

通常1年はかかるとされる復旧作業を、わずか4か月で達成。これは、自治会の連絡をグループLINEで行うことで、情報共有が迅速にできる環境が整っていたからこそです。

災害時の教訓:自助と共助の精神

災害時には、被害状況の意見交換ができるプラットフォームがあれば、住民が持つ知恵やノウハウを生かして早期解決に向かう対策を考えることができます。日頃から自助だけでなく、共助の精神を持っておくことが重要です。



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