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【3分動画】災害時に命を守る!子どもたちの『防災検定』とは?

地震発生! その時、何がどこまでできるか?

「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」このアナウンスを聞いたとき、私たちはどう行動すればいいのでしょうか?特に、子どもや障害のある人の安全は、大人がしっかりと考え、準備をしておく必要があります。そこで注目されているのが、子どもたちが災害時に自分の身を守るスキルを身につけるための「防災検定」です。

特別支援学校での取り組み:都立花畑学園の事例

足立区南花畑にある都立花畑学園は、肢体不自由教育部門と知的障害教育部門を併置した特別支援学校です。学校独自で考案したのが、年に1度の防災検定。「地震です!机の下に潜ります」といったアナウンスのあと、障害の実態に応じた防災スキルを先生が確認していきます。

防災検定は終わらない:子どもたちのスキルアップ

防災検定では、机の下に隠れる、机の脚を押さえるといった基本的な避難行動に始まり、火災に対処するスキルとしてハンカチを取り出して口元を押さえる、煙の中で身をかがめるといったレベルまで設定されています。
これにより、支援する先生たちは、子どもたちがどのような行動を取れるかを把握し、効率的な避難行動につなげていくことができます。

防災検定の意義:子どもを守るために

子どもたちにとっては災害時のスキル向上を図ることができ、先生たちにとっては子どもたちを守るために必要なスキルを身につけることができます。また学校だけでなく、保育園や幼稚園などでも防災訓練のような機会で「防災検定」の応用が考えられます。

防災スキルの把握と支援

子ども一人ひとりのスキルを評価し、できることを確実に身につけていくことが重要です。災害時に子どもがどの程度の行動を取れるかを大人が把握しておくことで、いざという時に、そのレベルに合った守り方を考えることができます。子どもだけでなく、お年寄りも含めて、あなたが守るべき人の防災スキルをあらかじめ把握し、支援に役立てましょう。


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