楽しい山仕事 実は防災

春の竹林でタケノコ掘りを楽しんだり、切り出した竹で食器を作ったりと、何やら楽しそうに活動するみなさん。
1年前から月に1回、自然に触れることが好きな人たちが集まり日野市百草の里山で活動を続けています。

目的は竹林の整備。
なぜ、こんな活動を続けているのか…それは、百草地域にあった2つの課題が理由です。

一つは地主の高齢化。
竹林整備は重労働のため、できずに困っていました。
もう一つは、放置した竹林が原因となる土砂災害のリスクの軽減。
これを一気に解決してしまったのが地主の知人の髙畑さん。
そのアイディアが「竹林整備のイベント化」でした。

参加者にとっては自然に親しむ楽しい活動ですが、実は地域の困りごとを解決する重要な活動なのです。