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ボーイスカウトに学ぶ 災害時に役立つ技術

J:COM安心安全チーム、埼玉担当の和田です!

今回は、我々の活動をフォローして下さっているサポーターのナオナさんから記事をいただきましたのでご紹介いたします。

それではナオナさんお願いいたします!!


みなさんはじめまして!
J:COM地域取材ノートの記者、防災士1年目のナオナです。

最近、地震や台風など、自然災害は他人事ではないですよね。
皆さんは、しっかり備えをしていますか?
正直なところを言うと、私はできていないです。

私が住んでいる埼玉県春日部市は、山も海もないので、防災の実感がわきにくいのも事実。そんな私が少しづつ知識を蓄え、防災について自覚・実践していく様子を発信、皆さんと一緒に成長していきたいと思っています。

初めての記事でご紹介するのは、8月24日にイオンモール春日部「かすかべこどもフェスタ」の中で行われていた、防災にも役立つ知識を学べるイベントのレポートです!

ナオナさん プロフィール
埼玉県 春日部市在住。
イベントプロデューサー、地域コーディネーター、春日部市総合振興計画審議会委員、かすかべSDGsパートナー、J:COM安心安全サポーターなどをつとめ、地域活動を精力的に実践する整体師。ピカピカの防災士1年生!


イオンモール春日部の3階に設置された「春日部ボーイスカウト連絡協議会」のブースに到着して、まず最初に私が体験したのは第9団による「防災スリッパ作り」。

新聞1枚で簡単にスリッパが作れます。
被災時に、逃げ出す靴の用意はよく言われますが、避難所で履く物がないと長期間の滞在の場合には苦痛かもしれません。
段ボールを切って中敷きにすると更にクッションになるようですよ。

指導員の方が「新聞紙の温かさがいい。」と教えてくれました。「寒い時には新聞紙をくしゃくしゃにして服の中に入れてもいいんだよ」と。
確かに、作った防災スリッパを履くと、温かい。包まれる。不安な震災時にはとても大事なことですね。

第10団はSDGsクイズを子ども達が出してくれました。
クイズを通して、夏のキャンプで山に排泄物を微生物によって分解するバイオトイレを見に行ったことや、春日部市の古利根川でカヌーでごみ拾いが行われていることを教えてくれましたよ。

ロープを使ってゲームを提供していたのは第7団。
ボーイスカウトの活動には欠かせないロープ使いを活用してペットボトルを拾うゲームです。楽しい!が、やはり、そのロープ使いを知りたい!

特別にロープの結び方を教えてもらいました。これは日々の訓練がいりそうです。

上が「まき結び」下が「引き解け結び」

ロープは、水害時には自分たちに結びつけて移動することもあるかもしれません。その時には慌ててできないかもしれないので、やはり何度も練習が必要だなと感じました。

できるって楽しい。ロープ結び練習、オススメです。

ボーイスカウトでは、その他にもキャンプだけでなく災害時にも役立つことを沢山学んでいるそうです。
私が一番心に残ったのは「子ども同士も様々な世代で触れ合うこと、そこには大人もいる。日頃からそういう交流をすることが災害時にも生きてくる」と、本当に何気ない会話で仰っていたこと。
その通りです。でも、中々実践できていないのが現状。当たり前を当たり前にやっている、ここにはいい大人がいるな。と思いました。

これからも、色々な活動をされるそうです。

今後行われる「全国防災キャラバン」(埼玉県内)の日程はこちら。
イオンモール上尾  10 月 14 日  むさし地区
イオンモール与野  9 月 8 日   さいたま北地区
イオンモール春日部 11 月 3 日   東埼玉地区
イオンモール川口  11 月 4 日   みなみ地区
是非足を運んでみてくださいね!


ちなみに…春日部市のボーイスカウトは、第1団から第10団まであったようですが、現在は、第7団・第9団・第10団が活動しているそうです。
この日は全ての団が出展。通りがかりの親子連れの皆さんと楽しく交流をしていました。

これからも、春日部を中心に防災のイロハを学ぶ記事をお届けしていきます。街で会ったらぜひ声をかけてください!

ナオナがお伝えしました!

取材協力:春日部市教育委員会
     イオンモール春日部
     春日部ボーイスカウト連絡協議会