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ママたちにとって大切な防災は「近助」!!


「中野」というと…?

J:COM安心安全チーム、東京担当のコヤジマです!

突然ですが皆さん、「中野」と聞くと、若者が集まるサブカルチャーな街とイメージするのではないでしょうか?
実は生活環境が充実しているため若者だけでなく、親子世帯も多く住んでいる地域なんですよ。


鍋横区民活動センター運営委員会の山﨑さん

「近助の輪」ひろげます

住みやすい所だからこそ、災害時は地域で支えあえる環境を作っていきたい!という考えを持ち、中野区で「ママたちの防災」事業を実践しているのが、鍋横区民活動センター運営委員会の山﨑さん。

東日本大震災の後、改めて「防災」の必要性を感じたそうです。
そのテーマは「近助」。地域やご近所と普段から声をかけあえる関係を広げることが助け合いの輪になると話します。


ママ・パパたちの防災ポケットマニュアル

山﨑さんは考えました

地域の人が防災知識を深めつつ近所に顔見知りを増やせるように、とまず行ったことが「講座の開催」。
震災の翌年、運営委員会で防災講座などを年に10回も開催したそうです!
しかし…若い世代の参加が少なかったとのこと…。

そこで、防災知識を簡単にわかるようにと考えたのが…!

ママ・パパたちの防災ポケットマニュアル

マニュアルを開くと、文字は少なくイラストが大きくてわかりやすい!
私にもすぐ理解できました。

実際に歩いて調べた「防災まっぷ」

また裏面には、実際に歩いて調べた「防災まっぷ」が掲載されています。
毎年、地区内の保育園などに配布しているそうです。
自身で率先して動き、防災の輪を広げているんですね。

災害発生時の対応方法をわかりやすく紹介

このポケットマニュアル、防災の対策部分はどの地域でも使える!ということで、区民活動センターに問い合わせればいただけるそうですよ。

地震は止められないけれど、被害は小さくできる


防災の意識を高めれば、ママやパパたち自身の被害も小さくすることができ、わが子を守ることもできます。


過去の講座の様子 ※提供:鍋横区民活動センター

ママたちも世代交代します

講座には多くの親子が参加していますが、子どもが大きくなるとママたちも卒業していきます。
「ママたちの防災」事業をはじめて約10年。
多くの卒業生との絆が生まれ、過去の参加者から防災講演の相談依頼もあるとのことです。

地域でたすけあいの輪を広げるために必要なことは「顔見知りを増やすこと」。普段から「近所付き合い」をして「近助」ができるよう備えましょう!

■ママ・パパたちの防災ポケットマニュアルの問い合わせ先
鍋横区民活動センター (東京都中野区本町5-47-13)
電話 03-3383-2733


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