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情報弱者の留学生を災害から守ろう

海外からの留学生が年々増加する中、彼らが抱える課題の一つが日本における自然災害への対応です。
番組では、異文化の背景から防災に対する知識や経験が異なる留学生たちへの防災啓発について考えます。

九州国際大学の挑戦

福岡県北九州市にある九州国際大学では、留学生を数多く受け入れているということもあり、留学生を重点とした「地域防災リーダー育成プロジェクト」に取り組んでいます。
地域と共に留学生の安全を守ることを目指し、学内外での防災教育や啓発活動を積極的に推進しています。

多国籍なキャンパス、注目されるベトナム語防災資料

留学生の国籍は、多岐にわたります。
その中でもベトナムからの留学生は、大きな割合を占めています。
これに応え「地域防災リーダー育成プロジェクト」では、ベトナム語による防災啓発に力を入れています。

留学生への具体的な支援 ~防災講習と多言語絵本~

具体的な活動としては、学内で留学生を対象にした防災講習会の開催をはじめ、ベトナム語に対応した防災関連の絵本作成やその読み聞かせを行っています。また、適宜日本語を理解できない留学生に大切な防災情報を提供しています。

多言語防災マニュアルの役割

留学生にとって言葉の壁は、大きな不安要素です。
各国の言語で書かれた防災マニュアルの整備は、彼らが日本で安全に生活する上で不可欠です。
九州国際大学の活動は、情報弱者になりがちな留学生にとって重要な取り組みだと考えます。



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