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【3分動画】交通安全のための「ソフトドライブ 法定速度ではしり隊」

交通量の多さがもたらすリスク

交通量が多い道路や交差点では事故のリスクが高まります。特に、乗用車やトラックが頻繁に通る通学路は、子どもたちの安全にとって大きな懸念事項です。

無言の安全運転啓発とは?

今回取材した浦安市の若潮通りも、工業地帯やテーマパークが近い事から、トラックや観光地へ向かう乗用車などで交通量が多く、2007年に地元小学生の尊い命を奪う痛ましい交通事故が発生しました。
これまでも様々な交通安全対策を講じてきましたが、この事故をきっかけに改めて地域住民は「無言の安全運転啓発」という独自の解決策を考案しました。この取り組みは、車にステッカーを貼ることで、「私は安全速度で運転しています」と無言で後続車に伝えるものです。市民自らが安全速度で運転し、市民自らが安全な交通の流れを作り出すという発想です。

安全速度の意識を持つすべての運転者

そこでソフトドライブのステッカーを作成し、市民や行政、産業道路を利用するトラックなどに装着をお願いしました。これは、加害者にならないためにも、安全速度を意識した思いやりのある運転を実践するという意味が込められています。

官民学が一体となった交通安全への取り組み

浦安市では、市民が発案した「ソフトドライブ 法定速度ではしり隊」をはじめとする交通安全への取り組みが官民学一体となって展開されていて、その結果、交通事故は減少傾向にあります。ハンドルを握るすべての人が「加害者にならないように」という気持ちを持ち続けることが大切です。

【取材協力】ソフトドライブ活動推進委員会 委員長 渡辺 伸子さん         

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