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ご近所付き合いを広めたい!「ご近所付き合い広目隊」

J:COM安心安全チーム、 東京担当の小矢島です。

J:COMでは、地域の防災・防犯等の情報を送っていただける方を今年から「安心安全サポーター」として任命させていただいています。
有事・平時を問わず、サポーターの方からお寄せいただいた事例・出来事などは、番組やこのnoteで紹介していきます!

今回は、杉並区の安心安全サポーター 市村敦子さんからお寄せいただいた情報を紹介します。

杉並区の安心安全サポーター 市村敦子さん

街をくまなくパトロール

市村さんは杉並区旧馬橋地区のパトロールを行っている防犯ボランティア団体「ご近所付き合い広目隊」に所属。
なんと、毎日!防犯パトロールを実施しているんです!

なぜ毎日活動できるのか?!
それは、過去に番組「こちらJ:COM 安心安全課」で紹介しています。
下の動画をご視聴ください!

街の異変に気付いていますか?

皆さんは近所の道などで「あれ?いつもとちょっと違う?」と、ちょっとした変化に気付いたことはありますか?
市村さん曰く、この変化に気付くことはとても大切なんだそうです!

例えば街の掲示板、いろいろなお知らせチラシが貼られていますが、これが無造作に貼られていると、町内で管理されていないんだな…という印象を受けますよね。
ですが、こういったことに気付き、きれいに整理して貼るようにすると、町内の管理が行き届いていると受けとられ、犯罪抑止につながるそうです。

ご近所付き合い広目隊の活動内容 ※画像提供 市村敦子さん

挨拶が防犯に

市村さんがパトロールの中で意識していることは、近所の人と挨拶を交わすこと。挨拶を交わすことで近所の方の顔を知ることができるようになり、付き合いが深まっていくといいます。

また、もし強盗をしようと企んでいる人がその街を下見に来ていた場合、挨拶をしながらパトロールを行っている風景を見ると「この街の人たちは繋がり合っている」と思い、犯罪抑止につながるそうです。

パトロール中に犬と遭遇 みんなと仲良しな隊員たち  ※写真提供 市村敦子さん

挨拶をすることで良い効果があるんですね。
これなら、皆さんすぐにでも取り入れることができますね!

最近気になる街の変化

市村さんは最近気付いたこともあると言います。
それは「空き家が増えてきた」ということ。
近年全国で問題になっていますね。郊外に多くありそうな気がしますが、都心にもあるんです。火災などの心配がありますよね。

清掃活動をしながらパトロールをしている様子 ※写真提供 市村敦子さん

消火器が最新に!

また、とある日は町内に置かれていた大型消火器がコンパクトなBOXに変わったそうです。
中には通常の消火器が2つ入っています。
市村さん曰く、ピカピカ!ということで、住民の目が消火器に向けば、いざという時に使おうと思わせるきっかけになりそうですね。

新しく設置された消火器BOX パトロールの皆さんで確認  ※写真提供 市村敦子さん

こうした街の小さな変化に気付き、皆さんと共有することで解決に向かうことがあるそうです。
自分が住んでいる街をよくするために、皆さんも小さな気づきを発見しに街を歩いてみてはいかがでしょうか。

■ご近所付き合い広目隊 ブログ

取材協力:ご近所付き合い広目隊