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【3分動画】無くせデッドスペース!綺麗な「ベンチ」の設置で街を守る

不法投棄が招く負のスパイラル

ごみの不法投棄は街の景観を損ねるだけでなく、犯罪の増加にも繋がると言われています。そんな負の連鎖を断ち切るため、埼玉県戸田市で一つのユニークな取り組みが行われています。

NPO法人「まち研究工房」の挑戦

戸田市を中心に活動するNPO法人「まち研究工房」は、鉄道高架下などに発生しやすい薄暗いデッドスペースを「明るく」有効活用するために、約20年前から誰でも利用できる綺麗なベンチを設置しています。
このシンプルな活動が、防犯にも大きく貢献しているのです。

ベンチがもたらす2つの効果

綺麗な(人が管理しているという雰囲気の)ベンチを設置することで、まずデッドスペースがなくなり、不法投棄の抑止につながります。
さらに、ベンチを利用するまちの人が集まることで「見守りの目」が増え、犯罪の未然防止に効果を発揮します。

街にベンチを置く意味とは

鉄道の高架下や歩道など戸田市内のアチコチに約30脚のベンチを設置。
これらのベンチは、デッドスペースの解消と共に、歩行困難者の方などにとっての休息の場になり、かつ街の景観を良くするなどの効果を生み出しています。
また、ベンチがあることで人々が集まりやすく、自然とまちの人同士のコミュニティも形成されています。

明るく安全な街への転換

高架下などのデッドスペースを、明るいみんなの場所に変える。
優しい街づくりとコミュニケーションの場を創出し、犯罪の起きづらい街づくりを目指して、活動は続きます。


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