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自治会の「秋まつり」で防災意識向上!

J:COM安心安全チーム、神奈川担当の川崎です。

横浜市の桂台自治会・桂台団地自治会の共催による「秋まつり」にうかがいました。自治会の「秋まつり」で防災意識向上!

秋まつりの様子(左:子ども神輿/右:フリーマーケット)

地域の方が集まる自治会のお祭り

自治会のお祭りらしく、役員による飲食ブースやキッチンカー、フリーマーケットが並び地域の方々が多く集まり賑わっていました。その中の1つに、防災ブースがありました!

気になったのは…「人とペットの防災ガイドブック」

配布された「人とペットの防災ガイドブック」&会場でペットと一緒に撮影した写真

「人とペットの防災」について、いざという時に慌てないようにするためのポイントがまとめられたのが、このガイドブックなんです!

災害が発生し、避難所に同行避難する際には、不妊去勢の有無、ノミダニ駆除薬の実施、ワクチンの接種履歴など、ペットのプロフィールを伝えることが大切です。
これにより疾病予防、害虫の発生防止、 ペットの鳴き声や臭いなどに対する苦情や危害の発生を防ぐことにつながります。

災害時には何が起こるかわかりません。
ペットが飼い主からはぐれてしまった、自宅から逃げ出してしまったなど、予想外のことが起きる可能性があります。
首輪に迷子札をつけたり、体内にマイクロチップを埋め込むことで、飼い主のもとへ、いち早く返すことができるようになります!

秋祭りのブースでは、ペットと飼い主が一緒に写真撮影。
その写真をガイドブックに貼り、名前や種類、性別、毛色、体重、ワクチンの接種歴ほか、飼い主の住所、氏名、電話番号を記載
防災グッズの中にこのガイドブックを入れておくことで、もしもの時に助けになります。

配布された「人とペットの防災ガイドブック」の中面

他にもガイドブックの中には、ペット防災対策のヒントが多く記載されています。

・一定期間ケージの中で過ごすことが出来るか?しつけやマナーについて
ペット用防災グッズの紹介では災害時にペット用品が避難所まで届くのに時間がかかるため、ペットフードや水の他、大好きなオヤツやおもちゃ、常備薬など持ち出すものと備蓄品のチェック表
・自宅の近くの指定避難所が同行避難を実施しているか事前に確認する

…といった、事前の対策が詳しく紹介されています。

ほかにも防災ブースでは…

子どもでも参加できる水消火器を使った初期消火体験。
看護師グループ「Nurse-Men」による心肺蘇生法などの救命処置体験等、多くの人が集まる「秋まつり」に防災ブースを設けることで、住民が楽しみながら防災を学ぶことができたようです。

初期消火体験/救命処置体験

関東大震災から101年。
それ以降の震災での教訓を活かして、今後起こると予測される自然災害に備えた減災対策をおこないましょう。

取材協力:桂台自治会・桂台団地自治会・特定非営利活動法人 ペット災害危機管理士会


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