街をみまもる自動販売機!!
J:COM安心安全チーム 下関エリア担当の有馬です。
われらが下関に街をみまもる強力な助っ人が登場しました!
その正体は、なんと自動販売機です!って思いっきり身バレしてますよね。
「飲食店などが建ち並ぶ豊前田に登場」
その名も「みまもり自動販売機」。イメージしやすいネーミングですね!
広範囲に記録できる防犯用カメラを搭載した自動販売機なんです。
飲食店などが建ち並ぶカモンパーク豊前田で8月5日、お披露目式が行われました。
「みまもり自動販売機が設置された経緯」
「下関市」と「キリンビバレッジ株式会社」および「株式会社キリンビバックス」が「安全で安心なまちづくりに関する協定」の締結に基づき設置したこの「みまもり自動販売機」。
自動販売機の中央には、目立つようにカメラが設置されていて、その事を自動販売機自体がお知らせしています。
山口県内では、初の設置となりますが、2018年の東京都足立区西新井での設置を皮切りに、すでに関東を中心に約150台設置されています。
ちなみに2018年に設置された東京都足立区の1号機は、地域住民からの要望で設置されたということで、犯罪抑止に活躍しているそうです。
そして埼玉県深谷市に設置されている「みまもり自動販売機」は、犯人逮捕に一役かった実例もあるとの事です。
ここ「下関市」は、「政令指定都市」に準ずる人口20万人以上の「中核市」です。比較的治安の良い街ですが、より一層安心安全な街にすべく、協定をきっかけに「みまもり自動販売機」が設置されました。
防犯カメラの映像管理は、「株式会社キリンビバックス」が行い、万が一、事件・事故などが起こった際、警察から要望があれば映像を提供する仕組みです。
自動販売機防犯カメラのメリット
「みまもり自動販売機」の防犯カメラ位置は、人の目線にあります。
これにより人の顔が判別しやすいとのこと。
傘をさしている人や帽子を被っている人でも、この「みまもり自動販売機」ならしっかり映りますね。
株式会社キリンビバックスとしては、「あえてカメラを露出させる事で犯罪の未然抑制を期待している」とのこと。
今後、下関市内の他の地域からの要望があれば、協議して設置箇所を増やしていきたいと話していました。
以前は、防犯カメラと聞くとちょっと抵抗感がありましたが、今は、重要な犯罪抑止アイテムになりましたよね。
この様な取り組みが広がって、より一層「安心して暮らせ街」になれば良いと取材を通して感じました。
取材協力:下関市・キリンビバレッジ株式会社・株式会社キリンビバックス