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【3分動画】街を美化して犯罪防止!「落書きやめさせ隊」

千葉県柏市は、東の渋谷として若者たちに人気の高い街です。
しかし、平成6年から犯罪認知件数が右肩上がりで増加し、平成14年には1万件を超える犯罪が発生。約10年間で倍増するという深刻な問題に直面しました。
賑やかな街の反面、迷惑駐車やひったくり、そして公共の場での落書きが増加し、街の安全に暗い影を落としていました。

落書きは、街に対する関心の欠如を示す無言のサインとされ、犯罪を引き起こしやすい環境を作り出すと言われています。

この問題に対処するため、柏市は公民学連携を推進し、落書きをさせない、許さない「落書きやめさせ隊」というプロジェクトを発足させました。

この取り組みには一般市民に加え、柏市建設関連防犯連絡協議会や柏市防災安全課からの支援があり、塗装専門の職人たちが助っ人として参加しています。彼らの参加により、落書きを単に消すだけでなく、綺麗に仕上げる技術も学べるのです。

現在は、茨城県など他の地域にも波及し、安心安全な街づくりに繋がると期待されています。柏市の取り組みは、他の地域にとっても参考になる防犯活動の良い例と言えるでしょう。