覚えておいて損はない!防災知識4選
J:COM安心安全チーム、札幌担当の池田です。
災害時にも実施する緊急放送に挑戦する子どもたち。
防災・防犯イベント「東月寒童夢セーフティフェスタ」でのジェイコム札幌のブースです。児童たちはカメラマンやリポーターの体験をしました。
今回は、このセーフティフェスタの各ブース取材を通して、私自身が覚えておきたいと思ったポイントを4つお伝えします。
心臓マッサージは“もしもしカメさん”
心臓マッサージって、どれくらいのペースで何回やったら人工呼吸するんだったかな?日々訓練していないと忘れてしまいますよね。
そんな時は…
もしもしカメよ~カメさんよ~~~
童謡「うさぎとかめ」を歌いながらすると良いのだそうです。
心臓マッサージは1分間に100~120回が理想ですが、「うさぎとかめ」のリズムはちょうど良いのだそう。
さらに、心臓マッサージ30回+人工呼吸2回で1サイクル、「うさぎとかめ」の1番を歌い終わると31回心臓マッサージをしたことになるので…。
「うさぎとかめ」を歌い終わったら人工呼吸と覚えておけば大丈夫ですね。
児童たちも学校で同じように教わっているらしく、童謡を口ずさみながらやっていました。
災害時に使えるロープワーク
「もやい結び」をご存知ですか?
素早く結べてほどくのが簡単、なのに強度が高い!
「キング・オブ・ノット」とも呼ばれる結び方です。
この結び方を練習するブースもあり、児童たちは自衛隊のお兄さんたちに教わりながら挑戦していました。
一度覚えてしまえば、災害時はもちろん、平時でもキャンプでテントを張る時など様々な場面で重宝しそうですね。
SOSのモールス信号は
ズバリ!
・・・(トン、トン、トン)
ーーー(ツー、ツー、ツー)
・・・(トン・トン・トン)
です!
みなさん知っていましたか?
モールス信号とは、短点と長点を組み合わせて文字や数字を表すもの。音や光でも表すことができるので、いざという時に知っていると救助を呼べるかもしれません。
災害時の伝言ダイヤルは
モールス信号より知ってる人が多いかもしれませんね。
これは…
171
です!
災害用伝言ダイヤルとは、災害時に171に電話をかけ、安否情報や伝言を録音・再生するものです。
171のダイヤル後、録音する場合は1を、再生する場合は2をダイヤルし、連絡をとりたい相手の電話番号をダイヤルします。
録音時間は30秒。
自分の名前、体の状態、今いる場所、伝えたいことを忘れず伝えましょう。
防災・防犯知識は覚えておいて損はない
「いざという時に自分の身を守れるよう、これからも毎年開催していきたい」と話す、主催の東月寒まちづくり協議会「童夢」会長の船越さん。
こうしたイベントでの経験が、いつの日か、子どもたちが誰かの命を救うことに繋がるかもしれません。
そして、この記事が読んでいただいた皆さんのもしもの時の力になればと願っています。
取材協力:東月寒まちづくり協議会「童夢」