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故郷は安心に暮らせることが一番だよ!!

J:COM安心安全チーム、千葉県エリアスタッフの伊澤です。
総務省消防庁が主催する、防災まちづくり大賞の「日本防火・防災協会長賞」を受賞した自治会が千葉県習志野市にあると聞いて、防災訓練を取材してきました。

モットーは「地道」と「継続」

吹上苑町会自主防災会の皆さん

訓練会場で一際目立ったのが、蛍光色のお揃いのベストを身にまとった
吹上苑町会自主防災会の皆さんです。
ワンチーム感があって防災への意欲を感じますね!

中でもメガホンを片手に参加者に熱く説明されているのが、モットーは「地道」と「継続」と語る、吹上苑町会自主防災会の部長、佐藤智彦さんです。

連帯感と一体感を肌で感じました

参加者で大型テントの設営訓練をしています

ざっと会場を見渡しても、訓練参加者は50人以上はいたでしょうか。
この日はテントの点検、安否確認、発電機の使い方や太陽光発電の確認など、皆さん声を掛け合いながら発災時さながらの緊張感のある訓練が行われていました。

また皆さんの役割分担がしっかりできていて、それぞれの作業を迅速に対応していたのが印象的でした。

参加していた子ども達の瞳がキラキラと輝いていた事に感動

目を輝かせ訓練に参加する子ども達

訓練で最も私の心に残ったのが、小さい子ども達が大人にまじって、難しい防災用具の説明など真剣に聞いている姿でした。
より災害に強い安心安全なまちづくりへの新たな一歩ですね。

将来を担う子ども達が「故郷」と思える安心安全な街に

吹上苑町会自主防災会 部長 佐藤智彦さん

吹上苑町会自主防災会の部長の佐藤さんは話します。
「何かあったときに近所が頼りになる。だからこそ、このような機会に互いに顔をあわせ、言葉を交わし『顔なじみ』になる事が大切なんですよ」

そして最後に私が感じたことです。
それは子ども達が将来「自分の故郷は安心安全に暮らせるんだよ!」と胸を張って自慢できる街づくりを進めていくこと。
そのためには今回のような取り組みを継続的に続けていくことが大切だと、心から思いました。

取材協力:吹上苑町会自主防災会