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安心安全サポーター File.1(九州・山口)長府東部地区まちづくり協議会 白木 聖さん

J:COM安心安全チーム、下関エリア担当の山口です!

J:COMでは、地域の防災・防犯・生活の安心安全に関する情報を、継続的にお寄せ頂ける方を安心安全サポーターとしてご登録頂いています。

お寄せいただいた情報は、各J:COMエリアのコミュニティチャンネルをはじめ、このJ:COM地域取材ノート、SNSなどで発信しています。ご登録頂いているサポーターは、日ごろから街の安心安全や地域に貢献している方や、防災の専門家の方など様々です。

J:COM地域取材ノート(九州・山口エリア)では、このJ:COM安心安全サポーターに登録頂いている方を不定期で紹介していくコーナーを開始します!サポーターのみなさんが、どのような思いやきっかけで安心安全の活動をしているのかご紹介していきます!

題して、“安心安全サポーター File”記念すべき最初の登場はこの方!!

長府東部地区まちづくり協議会自主防災組織の白木さんです。

下関エリアの安心安全サポーター長府東部地区まちづくり協議会 自主防災組織 白木 聖さん

Q. 白木さんが安心安全活動に取り組み始めたきっかけを教えてください。

白木さん:防災士の資格を取得したのがきっかけです。と申しますのも会社勤めを定年したときに妻が下関市の広報誌から防災士の資格取得費を補助するという情報を見つけてきました。定年してぶらぶらするより、防災士の資格を取って地域に貢献しようとチャレンジした次第です。資格取得後、まちづくり協議会の自主防災組織が立ちあがったこともあり、そのタイミングで手を挙げて参加しました。

Q .自主防災組織ではどのような活動をしたのですか?

白木さん:まずは、地域のオリジナルハザードマップ作りに取り組みました。下関市が発行しているハザードマップはあるのですが、もっと地域に特化して縮尺が大きくわかりやすくしたものを制作しました。街歩きして発見した危険個所を書き込んだり、避難所の情報や推奨避難路、AEDの設置場所などをまとめて記載したものです。

自主防災組織が制作したハザードマップ①
自主防災組織が制作したハザードマップ②

Q .他には、どのような活動をされたのですか?

白木さん:下関市内でいち早く、要支援者の個別避難計画を策定しました。
自主防災組織でオリジナルハザードマップや個別避難計画など色々形にしていくうちに、40~50代のメンバーがだんだん入って来るようになったのがうれしかったです。

Q .白木さんには、昨年ジェイコムが緊急配信した台風関連情報番組に電話でご出演頂き、地域の現状を広く伝えていただきました。その時の感想を教えてください。

白木さん:短い時間で伝えるのが難しかったです。正直、もっとしゃべりたかった(笑)あの情報を伝えたい、いやこの情報の方が大切だと思っているうちに終わってしまいました…。ただ、安心安全サポーターとして市民に有益な情報を伝えることができてよかったと思っています!

Q .改めて、安心安全に関して地域の人たちへ伝えたいことはありますか?

白木さん:防災は、ここまでやったから安心だということは絶対にないと思っています。防災は、日ごろの準備が大切です。色々なシミュレーションをして準備することが、少しでも被災者を減らすことに繋がると考えます。
そして災害が発生した際、避難所で過ごすことになった時のアドバイスをひとつお伝えします。それは、文庫本を1冊持っていくこと。お子さんであれば、漫画・ゲームなどでも構いません。なぜならば避難所は、娯楽が少ないですし、普段と異なる環境なので、不安になりがちです。文庫本や漫画・ゲームなどがあれば、落ち着いて過ごせると思うのです。

白木さん、ありがとうございました!
白木さんは、山口県自主防災アドバイザーも務められています。
非常に熱心に防災活動に取り組んでおられ、地域の有益な情報を提供していただいています。白木さんいつも情報提供ありがとうございます!
これからも安心安全情報をお待ちしております!

取材協力:長府東部地区まちづくり協議会