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備えと行動を確認!高槻市の北西地域で避難訓練

こんにちは!J:COM安心安全チーム、関西担当の早石です!

大阪府高槻市で、高槻市市民避難訓練(北西地域)が行われるということで西阿武野地区 避難訓練を取材してきました。

訓練会場の1つとなった土室小学校

この訓練は、大阪府北部地震での経験や高槻市全域大防災訓練での取り組みを踏まえ、地域の状況に応じた避難行動や長期化を見据えた避難所運営などについて、訓練内容を市民が主体的に企画し、行政と協働して実施されます。

公園に設置された防災行政無線等で地震発生(訓練開始)
訓練会場となる体育館に移動
受付で人数報告
開会式の様子

参加者は4つのグループに分かれてブースをまわりました。

①避難所のレイアウト説明
避難所で過ごすことをイメージしてもらえるようスペースや過ごし方について話を聞きます。

避難所のスペースについて話を聞きました
パーティションの紹介など

②持ち出し品紹介
災害の備えとして備蓄品を用意している人も多いと思いますが、状況に合わせて自分にとって必要だと思うものを備えてください。

0次持ち出し品(普段から携帯する)
1次持ち出し品(非常時に持ち出す)
アルミシート(エマージェンシーシート)を使用する参加者
2次持ち出し品(日頃から備蓄する)


③アウトドア用品の紹介
災害の備えにキャンプ用品がとても役に立ちます。

寝袋の紹介
自宅にあるキャンプ用品を紹介
テントなどのキャンプグッズが紹介されました


④トイレ問題・マンホールトイレの組み立て
避難生活の中でとても気になるトイレのことを学びました。

土室小学校ではマンホールトイレ用の設備は未設置(今後整備される予定)
トイレの組み立て方法を学びます
テント内に設置されたトイレ
市販されているトイレグッズ
簡易トイレの紹介
会場の様子

西阿武野地区防災会の菊池さんは「参加者が興味津々で質問も多く、この地域の防災に関しての意識が高まってきていると感じた。今回、いろいろなグッズを紹介したことで、触ったり、手に取ったりすることで家にあるものと比べることができたのではないか。地域の人や家族の命と、生活を守るためにも常に備えるよう心掛けてほしい」と話してくれました。

西阿武野地区防災会 会長 菊池 康司さん

取材を終えて…
地震や台風の被害を経験したことのある高槻市では市民の皆さんの関心の高さをとても感じます。
訓練の内容についても皆さんに興味を持ってもらえるように話し合いをかさねられたそうです。
私も家の中にしまいこんでいるキャンプ道具が使えるのか見直します。

担当者と話をする参加者たち


取材協力:高槻市、高槻市コミュニティ市民会議
     西阿武野地区コミュニティ協議会
     西阿武野地区防災会
     参加者の皆さん