「備え」をアップデート!長岡京市で防災講座
こんにちは!J:COM安心安全チーム、関西担当の早石です!
京都府長岡京市で「大地震から命と未来を守る備えを!~今日から始める防災対策~」という講座が開かれるということで取材してきました。
この日の内容はもりだくさん。
まずは防災に関するクイズで参加者の防災の知識などを確認。
自分の命を守るためのことや避難所でのトイレの設置についてなどが出題されました。
はじめにクイズがあると場が和みますね。豆知識にもなってよかったです。
続いては、能登の現状やボランティア活動に行った際の体験談などが紹介されました。まだまだ支援が必要な事、我々もできることを少しでもいいのでやっていきたいですね。
ここからは実践的なお話。
新聞でスリッパづくり、毛布で担架体験、防災に使える100均グッズの紹介です。
新聞スリッパづくりは寒い体育館で役立つほか、「避難所に行って、情報が入ってこない、やることがない時にやれば気がまぎれていいですよ」と教えてくれました。
防災グッズは準備している人は多いけど、実際には使っていないですよね。
せっかく用意したのであれば、避難所が開設されたときには実際に、避難所で使ってみることが大事。
使わなかったものは持ち出し品から出す、足りなかったものは買い足すなど小まめな確認も大切です。
また、年に2回、春と秋の気候が変わる時に中身を見なおすことをおすすめしていました。
私が気になったのは「防災かるた」です。
長岡京市ゆかりの人や市内で撮影された写真が絵札になっています。
販売はしていませんが、貸し出しを行っているそうですので興味のある方は、長岡京市社会福祉協議会まで問い合わせてください。
電話:075-955-5601
講師の中川さんによると、「災害が起こったらまずは自分の命は自分で守ることが大切です。また地域力を高めることやご近所で支え合うことが必要と感じている。今回参加された皆さんには学んだことを実践し防災に役立ててほしい」と話してくれました
取材を終えて…
防災を考えるときには、体験した人から話を聞く、周りの人と情報を共有することが大切だとあらためて感じました。
わからないところを教えてもらったり、今の被災地の現状を知ったりしないとせっかく覚えたことも忘れていくような気がしますね。
皆さんも機会があれば講座や訓練に参加して、情報のアップデートをしてくださいね。
取材協力:長岡京市男女共同参画センター
男女共同参画フロア“いこ~る交流会参加のみなさん