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下校中の子どもたちを守ろう

子どもたちが最も事故に遭いやすいのは下校時間!

通学路に立って旗を振る地域住民らの見守り活動。朝の「登校時間」と夕方の「下校時間」、当然どちらも大切なんですが、実は子どもが最も事故に遭いやすいのは「下校時間」なんです!

午後3時~5時の事故がワースト3

歩行中の小学生 時間帯別死傷者数(平成24年~28年 合計)

警察庁のデータによると、歩行中の小学生の死傷者数は午後3時が最も多く、次いで午後4時、午後5時と下校時間の事故が全体の半数以上を占めています。つまり見守り活動の要は下校時間なんです!

下校時間の見守り活動の難しさ

登校時間は、全員が1時間目にあわせて登校するのに比べて、小学校では学年が上がるにつれて下校時間が遅くなったり、学校行事などによってその日だけ早まったりする場合もあります。そこが下校時間の見守り活動を困難にしているようです。

登下校時間の事件事故は10年以上ゼロ!

東山本小学校地域見守り隊 阪田 桂治さん

大阪府八尾市の東山本小学校区で10年以上見守りを続ける阪田さん曰く、計画的な見守り活動に大切なのは「小学校との連携」とのこと。
事前に受け取った時間割と行事予定を見守り計画に反映させて、学年によって違う下校時間にも必ず誰かが見守るようにしているそうです。
阪田さんが活動を始めてから、登下校時間の事件事故はなんとゼロ!
不審者からの声掛けもゼロというから驚きです。
地域の方々による日々の地道な見守り活動が、子どもたちの安心安全な登下校を支えているんですね!