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【3分動画】経験を味方に!災害時を想定した防災炊事

災害時、食事はどうする?

想像してみてください。
電気が止まり、ガスも供給されない状況を。
そんな災害時には、どのようにして暖かいご飯を作るのでしょうか?

災害に十分に備えるためには、知識だけではなく実際の経験も不可欠です。

札幌市青少年山の家では、このような状況を想定した「防災炊事」のプログラムを提供しています。

防災炊事とは?

防災炊事とは、限られた資源や身近なものを使って料理をすることです。
札幌市では、特に冬の災害に備えて、自分たちで火をおこせるよう薪の準備から始めます。

東日本大震災からの学び

札幌市青少年山の家では、東日本大震災をきっかけに、防災をテーマにした事業を開始。
3年前からは、防災炊事のプログラムを取り入れ、火を起こす体験なども通じて、災害時の対処法を学ぶ機会を提供しています。

災害時を想定した炊事体験

災害時には水も貴重な資源となるため、炊飯には水を節約する工夫が必要です。
例えば、ビニール袋を使ってお米を1人分ずつ小分けにすることで、しゃもじやお鍋の洗い物を減らすことができます。
さらに、新聞紙を使って器を作れば、食器の洗い物もでません。

経験がもたらすもの

こうしたアイディアは、実際に体験しておかないと、災害時にはなかなか思いつかないものです。
経験は、もしもの時の力となるのです。