スゴロクで防災を学ぶ!
J:COM安心安全チーム、神奈川の島田です!
2024年3月に相模原市南区にある東林ふれあいセンターで開かれた「防災フェスティバル」で面白いスゴロクを発見しました!
それは…
特大!防災すごろく
見つけたのは、「特大!防災すごろく」です!!
各マスには地震と台風に関するクイズが出題されていました。
スタート地点のクイズは「家の中にいる時に大きな地震が発生したら」どのように行動したらよいのかを考える内容です。
どの部屋にいても倒れやすい棚や、窓から離れる。
揺れが収まるまでは「机やテーブルの下に隠れる」といった基本的な避難行動が記載されています。
キッチンでは、揺れが収まった後の行動として火の始末をすること。
お風呂場では、揺れでドアが歪んで閉じ込められる可能性があるため、ドアや窓を開けるようにすること、転倒に気をつけることなどが書かれていました。
次のクイズは?
非常持ち出し品に関するクイズでは、家のどこに置いてあるとよいか、何を入れたらよいのかを解説。
「特大!防災すごろく」は職員の手作り
この「特大!防災すごろく」は「東林ふれあいセンター」の職員が防災イベントに訪れた親子に、楽しみながら防災を学んで貰おうと作成。
各マスのクイズは、相模原市が発行している「さがみはら防災ガイドブック」を活用したり、センター職員が地域の危険箇所を撮影した写真を使ったりして作ったそうです。
いつ起こるか分からない災害に対して、難しく考えるのではなく楽しみながら防災を学ぶことができるインパクト満載の「特大!防災すごろく」。
防災教育も楽しめる工夫をすれば、子どもが参加しやすくなるのでは?と感じる取り組みでした。
取材協力:東林ふれあいセンター