草刈りでヒグマ対策!
J:COM安心安全チーム、札幌担当の菅原です!
札幌市では近年、住宅地でヒグマが出没しており、住民が重軽傷を負うなどの衝撃的な出来事が起きています。
ということで、今回はヒグマ対策を続ける団体を取材しました!
目立つピンクのつなぎを着ているのは「ヒグマとの共生」をテーマにヒグマ出没対策として草刈りなどを行っている「困ったくま」という団体です。
ヒグマは茂みを好み移動するそうです。そこで、ヒグマが出没しないように草刈りを行うというわけです。
この日は、真駒内川河川敷のサイクリングロード、およそ50mの区間を草刈りしました。
このサイクリングロードは真駒内公園に繋がっていて、この道を通ってヒグマが真駒内公園まで移動しているそうです。
「困ったくま」の皆さんは、高校生の時「ヒグマとの共生」をテーマにした授業をきっかけに活動がスタート。
草刈りのほか、パンフレットを作成して情報発信したり、啓発活動を行うなど地域住民と一緒に考えながら活動を続けてきました。
下の画像に映っているのは、ヒグマではありません(笑
ヒグマの形をしたパネルです!
こうやって、ヒグマが見えるかどうか確認しながら草刈りをやっています。
草と言っても、高さ1mくらいあるものや、茎の固い大きな植物も多く、大変だったかと思いますが、皆さん楽しく草刈りをしていましたよ~。
「困ったくま」のリーダー堀田 衣月生さんは「もっと多くの皆さんにヒグマとの共生について一緒に考え、草刈りにも参加してほしい。」と話していました。
取材協力:困ったくま