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気遣いなくペットと一緒に避難

J:COM安心安全チーム、埼玉担当の成田です。

ペットを飼われている皆さん、もし避難を要する災害が発生した時、ペットと一緒に避難する時の対応についてどのように考えていますか?

避難所では周囲の方に気遣って苦労することが多い…

ペットと一緒に避難所に行った時、他の被災者やペットに吠えてしまう、動物が苦手だったり、アレルギーがある人がいるなどのリスクがあり、気遣いが絶えないケースが多くあるようです。

そんな気遣いをなくすにはどうすればいいか…?
それなら「普段からペットが集まる施設に飼い主とペットが一緒に避難できればいいんだ!」。

災害時は飼い主とペットが一緒に避難できる民間施設

約1,500坪の面積をもつ埼玉県内最大級のドッグラン「ドッグパーク幸手」は、 ワンちゃんとノーリードで思いきり遊ぶことができる場所。
災害時は飼い主とペットの受け入れを想定している施設です。

ドッグパーク幸手(飛行犬撮影所 撮影公認施設)
県内最大級のドッグラン

確かにここに避難できるのだったら、周りはペットの飼い主さんだらけですし、この広大なドッグランがあるからペットがストレスなく過ごしやすい環境が整っていていいですね。まさに「理にかなっている避難場所」と言えるのではないでしょうか。

テントがある人は持ってきてもらうことを想定しています。
このドッグランにテントを置いてもらうことで飼い主とペットが同じスペースで過ごせて安心です。

またこちらにはカフェもあって、テントが無い人はカフェの客席スペースで過ごすことを想定しているとのこと。

カフェの客席スペース

屋根がついていない部分は、格納式の雨よけシートを伸ばしたり、屋根の周囲をブルーシートで覆うことを想定しているそうです。

格納式の雨よけシート

こちらには犬用のプールもあるのですが、そこではシャワーを使うことができるので、汚れを落としたりするスペースとして考えているそうです。

犬用プール


断水時などに備えたこんな準備も!

3つ並んだ謎のマンホール

何でしょうか?施設の近くにあるこの3つ並んだマンホールは…?
すぐにピンと来た人も多いかもしれませんが、実はこちらは断水してトイレが使えなくなった時などに、上にマンホールトイレを置いて使用する想定になっています。

ここにテントが付いたマンホールトイレを設置

もしも避難を要する災害が発生した時、大雨が続いているなど危険が伴う状況の時は避難所に行くのがいいのかもしれません。
ですが危険が過ぎた後、例えば自宅で被害があり過ごせないといった状況の時は、近所にこのような施設があると避難所以外の選択肢も増えて、飼い主の皆さんは心強いですね。

取材協力:ドッグパーク幸手(飛行犬撮影所 撮影公認施設)


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