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小さな子どもが夢中になる「防災運動会」

J:COM安心安全チーム、神奈川担当の林です。
小さなお子さんに防災スキルを身に着けてもらいたい!
でも、どんな企画なら参加してもらえるのか??
2024年3月3日に逗子市で開催された「ずし防災フェスティバル2024」にそのヒントが隠されていました!その名も…

「防災運動会」

会場では「防災借り物競争」と「お菓子バケツリレー」の2種目が実施され、子どもたちの歓声で盛り上がっていました!

「防災借り物競争」災害時役立つものを持ってダッシュ!

この日一番盛り上がっていたのは「お菓子バケツリレー」!!!

災害時の消火活動や、大量の荷物を運搬する時などに行われる「バケツリレー」ですが「防災運動会」で運ばれるのは、なんと「お菓子」!
用意された大量のお菓子をバケツですくってお隣へ…それをリレーでつないでいき、制限時間内に土のう袋にどのくらいのお菓子を入れられるのかが、勝負です!

一つもこぼしたくない!慎重にスピーディーにお隣へ!
土のう袋に集まったお菓子はチームで山分けです!

「防災運動会」考案者は高校生!

子どもたちの心をぎゅっと掴むこの企画を考えたのは、逗子と葉山の中高生を中心に東日本大震災のボランティアで結成された「3.11 つなぐっぺし」の代表・田島太地さん(高校3年生※2024年現在)。
現在は約20名のメンバーで活動中!

(左)田島太地代表 (右)メンバーの中学1年生 仲井間湊太さん(2024年現在)

「小さいうちから交通ルールを身に着けるように、防災スキルも自然に身に着けてもらいたい」

防災運動会は、そんな田島代表の想いから2年前に考案されました。
この日も約50人の子どもたちが楽しく競技に参加。
当日飛び入り参加の子どもたちでしたが、チームワークはバッチリ!
大歓声が飛び交っていました。
地域の防災訓練もこんなに楽しい企画が混ざっていれば参加者も増えそうですね!

取材協力:「3.11つなぐっぺし」