SNSの注目動画から紐解く、関心の高い安全・安心情報!
J:COM安心安全チーム、下関エリア担当の山口です!
みなさんが普段ご利用されているSNS…
実は、安全・安心情報のコンテンツがたくさんあります!
その中から、今回は山口県警察本部に協力頂きまして、公式SNSの注目動画 3選をご紹介したいと思います!
山口県警察本部では、主に3つのSNSで安全・安心情報を発信中!
・山口県警察Facebook
・YouTube山口県警察公式チャンネル
・山口県警察X(旧Twitter)
果たして、このSNS動画の中で関心の高い安全・安心情報とは!?
それでは、早速いってみましょう!
山口県警察本部 公式SNSの注目動画 3選
まずは、一つ目!
①NTTファイナンスを装った“犯人の音声”を公開!
この動画は、山口県在住の70代男性に実際にかかってきたうそ電話詐欺(特殊詐欺)の犯人とのやり取りの音声を公開したものです。
電話を取ると「未納料金がある」という音声ガイダンスが流れます。
そしてNTTファイナンスを装った犯人が出て巧妙に話を始めます…。
やはり、犯人とのやり取りは生々しいですね。なんといっても犯人の手口が分かるので、注目の高さは納得です。
この他にも怪しい電話や詐欺の手口として注意したいのが+から始まる国際電話や電子マネーカードのコード番号を聞かれるなどなど…。
山口県警に以下、コメントを頂きました。
山口県警:特殊詐欺犯人と実際に会話した音声を掲載しているので、県民の関心が高く、YouTube山口県警察公式チャンネルでトップクラスの再生数です。山口県では、いわゆるオレオレ詐欺や架空料金請求詐欺などの特殊詐欺を「うそ電話詐欺」と呼んでいます。これらの詐欺は、県内で多発傾向にあり、手口は日々巧妙化しており、不審電話や架空の料金を請求するメールやハガキも多数確認されています。山口県内の令和6年10月末時点のうそ電話詐欺被害は86件、3億5,000万円を超える被害を認知しており、昨年に比べ件数、被害額も大幅に増えています。誰もが被害に遭う可能性があり、被害を防ぐためには、一人ひとりが詐欺の手口や対策について関心を持ち、適切に対応することが重要です。山口県警察では、うそ電話詐欺の対策として、「在宅中でも留守番電話設定」「防犯機能付き電話の利用」のほか、うそ電話詐欺に国際電話番号が多数使用されていることから、「国際電話の利用休止手続」の推進・支援をしています。山口県内の最新の詐欺手口などをHP上で公開していますので、ご覧いただければと思います。
犯罪のないまちづくり・うそ電話詐欺の手口~防犯情報(令和6年)
続いては、二つ目!
②「ハンドサイン」を実践しよう!
この動画は、信号のない横断歩道で歩行者やドライバーが手で合図して意思疎通を図り、事故防止を図る「横断歩道ハンドサイン運動」の一環で投稿されたものです。なじみのある標識やピクトグラム(案内記号)を使い、動画でわかりやすく「思いやり、ゆずり合い」を呼び掛けています。
2024年に、JAFが調査した「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」の山口県の結果を見ると、一時停止率は42.9%といまだに半数以上の車が停止しないという結果になっています。
この様な発信で、「思いやり、ゆずり合い」が生まれ事故防止に繋がるとよいですね!
山口県警に以下、コメントを頂きました。
山口県警:横断歩道は歩行者優先です。歩行者優先の徹底を図るため、山口県では、信号機のない横断歩道において、歩行者は手上げ横断の合図「渡ります」を行い、運転者は横断歩行者に対する合図「お先にどうぞ」を行うことにより、お互いの意思疎通を図る「横断歩道ハンドサイン運動」を推進しています。「毎月5日」を運動の推進日に設定し、広く県民の皆さんに呼びかけています。ドライバーも歩行者も、お互いに「気配り」・「目配り」・「心配り」を行って、交通事故のない「交通安全県やまぐち」を実現しましよう。
最後に、三つ目!
③山口県警察学校の一日
警察学校の実際の教場で駆け出しの警察官たちが送る一日を紹介する動画です。スタイリッシュなOP映像から始まり、警察学校の一日をベースに志望動機などのインタビューを織り交ぜた内容となっています。
私も視聴させて頂きましたが、学校内の売店で買い物ができることやラストの新米警察官たちの笑顔が印象的でした!
普段見ることができない警察学校の生活を伺え、警察官を身近に感じる興味深い動画です。
山口県警に以下、コメントを頂きました。
山口県警:警察学校での生活は、公にされることが少なく、警察志望者の中には警察学校での生活に不安を抱えている人もいるため、座学・逮捕術訓練などの授業風景や寮生活、学生・教官のコメントも入れながら、警察学校の様子を動画で分かりやすく収録したものです。この動画は、採用説明会でも活用しており、参加者から「警察学校での生活のイメージができた」等の反響もあります。警察学校での生活に不安を抱えている人やこれから警察官を目指す人には、ぜひ見ていただきたいと思います。
安全・安心情報を「とどけて」「つなげて」
■最後に山口県警察本部総務課広報第一係の須保さんに以下、コメントを頂きました。
須保さん:山口県警察では、県民の皆様にとって、犯罪や交通事故の発生状況などの情報は、事件や事故から身を守り、安全に暮らしていく上で欠かせないものと認識し、これらの情報を報道機関に提供しているほか、あらゆる広報媒体を活用して積極的に発信しています。特に、県警察公式SNSのX(旧Twitter)では、安全・安心情報を日々発信していますので、ぜひアカウントをフォローしていただき、安全・安心情報を、ご家族やお知り合いの方々に「とどけて」、「つなげて」いただければと思います。
須保さん有難うございました。
こうしてみると、山口県警だけでも様々な動画が発信されていることがわかりますね!
みなさんも安全・安心情報が発信されている身近なSNSを見つけて安全・安心な日常生活を心掛けて下さいね!
取材協力:山口県警察本部