見出し画像

自治体職員が参加、冬の避難所訓練

J:COM安⼼安全チーム、札幌担当の菅原です。
1月29日・30日に北海道と札幌市合同で厳冬期における避難所運営・宿泊演習が行われました。
今回はこの模様をお伝えします。

避難所運営演習の様子/札幌市北区体育館

この訓練は北海道と札幌市、各自治体の職員が参加する防災訓練です。
去年1月に発生した能登半島地震の教訓を踏まえて行われたもの。
この日は宿泊する参加者自身で、段ボールベッドの組み立てを行いました。

段ボールベッド組み立ての様子

一人で組み立てようと試みている方もいましたが、段ボールベッドは複数人で作業した方が効率が良さそうです。皆さん真剣な表情で作業していましたよ~。

また今回の宿泊演習では、低体温症対策として、足元暖房の実験も行われました。この装置は、ピンクの管の中に温かい液体を流し、寝ているときも足元を温めるというもの。宿泊者からは、予想以上に暖かかったという声が多くありました。

足元暖房
防災担当の職員はー

訓練に参加した職員の方は、「災害関連死によって亡くなるということは防がなければならない。今後も北海道と連携して(冬の防災対策を)やっていきたい」と話していました。

北海道 総務部 危機対策課 坂口浩一郎さん 

また、今回主催した北海道 総務部 危機対策課の坂口さんは、
「今回の訓練で得た気づきを、参加した防災担当者の方から各方面に共有し
 てもらえればと思います。」と話していました。

真冬に大地震が発生し、避難を余儀なくされる状況になった場合、あなたは十分な備えができていますか? 防寒具、暖房器具、温かい防災食など今一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

取材協力
■北海道

■札幌市