マジックに騙されても詐欺にはダマされない
J:COM安心安全チーム、神奈川担当の島田です!
特殊詐欺被害を減らそうと「マジック」を使って啓発活動をしている、防犯エンターテインメント集団「GIFT」代表「ミスターTK」さんにお話を伺いました!
きっかけは実家への電話
ミスターTKさんの実家にオレオレ詐欺の電話が掛かってきたことがありました。幸いにも被害はありませんでしたが、テレビなどで見ていた詐欺の電話が本当に掛かってくるんだと、より身近に感じたと言います。
そこでミスターTKさんが思ったのは…
自分の住む街で特殊詐欺の被害に遭って欲しくない!
警察からの依頼もあり、自身がイベントなどで披露していたマジックで特殊詐欺にダマされないようにするためのヒントを伝えることにしました。
マジックと特殊詐欺の類似性
特殊詐欺の犯人は、言葉巧みに信用させて騙すのが特徴です。
マジックが言葉で観客の心理をうまく利用し「気づいたらダマされている」という状態にするのとまったく同じ。ダマされるまで『まさか自分は騙されないだろう』と誰もが考えているのです。
ミスターTKさんは、マジックで『ダマされた』という疑似体験をさせることで、いかに自分が騙されやすいかを知ってもらうようにしています。
マジックでダマされる人は詐欺にダマされやすい!?
日頃、マジックをテレビで観たりしますが、1度もタネが分かった事が無い自分は詐欺にダマされるかもしれない…。
若い自分でもダマされるという事は、高齢者の方はもっとダマされやすいかもしれない…とあらためて思いました。
マジックは「疑いの目」で見ては楽しめませんが、怪しい電話やメールなどには常に「疑いの目」を持って見るようにしましょう。
私も心がけたいと思います。
取材協力:防犯エンターテインメント集団「GIFT」