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中・高校生が教える「サイバー教室」!

こんにちは!J:COM安心安全チーム、神奈川担当の小澤です!

早速ですが、お母さん、お父さんにお聞きします!
皆さんは、お子さんとSNSの使い方について家族内で話し合っていますか?

子どもたちにサイバー犯罪について理解してもらおうと、中学・高校生が講師になって「サイバー教室」を開催した学校があるんです!

平戸台小学校

子どもによる 子どものための「サイバー教室」

平戸台小学校(横浜市戸塚区)では、児童たちにSNSやインターネットの使い方について学んでほしいと、戸塚警察署と協力し、親子で参加できる「サイバー教室」を6月8日(土)に実施しました。

当日のサイバー教室の様子

この日の講師は、山手学院中学校・高等学校(横浜市栄区)の生徒たち!

講師を務めた山手学院の生徒

同世代だからこそ教えられる「サイバー防犯」

実は、山手学院では2015年から有志で集まった生徒たちがインターネットの使い方を、同世代の人たちに教える「サイバー防犯ボランティア活動」をおこなっています!

講座では、LINEの返信の仕方、SNSの写真投稿や出会い、オンラインゲームの依存や課金についてなどの注意喚起がおこなわれました。
山手学院の生徒たちは、児童たちが退屈しないように、質問形式で児童に問いかけたりするなど、双方向のコミュニケーションを大事にしていました。

積極的に講座に参加する児童たち

積極的に学ぶ児童たち

例えば、LINE返信の仕方では、後日遊ぶ約束をしていた時に、以下の文言で相手に返信すると誤解を与えてしまうことも…
「何で来るの?」
現地にどうやって来るのか聞きたいのに、なぜ遊びに来るのか?とも読みとれます。そのため、LINEで相手に返信する時は、何度も読み返して誤解を与えない伝え方を意識することを児童たちは学んでいました。

また、SNSを利用している女子高校生が、オンライン上で仲良くなった人に対面で会うことを提案され、後日行方不明になってしまった…という事例を漫画で紹介。SNS上で知り合った人とは絶対に会ってはいけないと教えられていました。

児童たちは「インターネットの危険性について改めて気づくことができた。これから気をつけて利用していきたい」と山手学院の生徒たちに感想を述べていました。

当日講座を行った山手学院の生徒たち

インターネットの使い方について話し合ってみよう

山手学院の生徒たちは「緊張したが、児童たちが積極的に参加してくれているのを感じた。同世代の自分たちが教えることで、児童たちも自分ごとにしやすいのでは」と話していました。

夏休みになると、子どもたちがスマートフォンやタブレット、PCを利用する機会が増えると思います。
ぜひ、お母さんやお父さんは、お子さんがサイバー犯罪の被害にあう前に、家族でルールを決めて子どもたちを守ってくださいね!

取材協力:平戸台小学校、山手学院中学校・高等学校、戸塚警察署