デジタルの時代にアナログのカードが役に立つ!
J:COM安心安全チーム、関西担当の山田です。
突然ですが、みなさん! このカード なんだと思いますか?
実はこれ、防災時にとーーっても役に立つツールなんです!
持っていたくなるメディア「Z-CARDⓇ」
大阪市中央区に本社を置く株式会社コーユービジネスが販売する「Z-CARDⓇ」。横から見るとZの形になることから名づけられたこのカード、広げるとポスターや掲示物などでよく使われるA2サイズ相当の紙をカードサイズなどに折りたためるアナログメディアで、主に観光マップや商品案内の資料等として、企業向けに制作されています。
防災ツールとしての活用
様々な用途で使われているZ-CARDⓇですが、1995年の阪神・淡路大震災を契機に、被害が大きかった兵庫県内の自治体からの要望で防災マニュアル版を製作。現在は自治体や企業向けの防災ツールとしての依頼も多く、コンパクトかつ防水性能をもった防災ツールは、職員や従業員が常備できると喜ばれているそうです。
しかもなんと!防災マニュアルの製作時に、内容のアドバイスをしてもらえるんです!これはありがたい!これまでコーユービジネスが製作した様々な防災マニュアルを参考に、Z-CARDⓇの形を活かしたツールが作れるのはうれしいですよね。
アナログ×デジタル
アナログであるZ-CARDとデジタルであるスマートフォン(インターネット)を共に使用することで災害時の初動を補えるようにしてほしい」と話す営業統括部の南さんと伊藤さん。現在はデジタルマップのプラットフォーム「Storoly(ストローリー)」とも連携しZ-CARDⓇの活用の幅を広げられているそうです。
災害が起きると停電などによりスマートフォンやインターネットが使えない可能性もあります。そんな時にこそアナログのZ-CARDⓇが役に立つ!デジタルだけでなく、アナログのZ-CARDⓇなども利用することで上手く災害に備えていきたいですね!
取材協力:株式会社コーユービジネス