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【3分動画】高齢世帯の“困った”を救う 住民相互の支え合い

熊本県合志市。
その南部に位置するすずかけ台は、団地ができてから40年以上が経過し、
人口の約43%が65歳以上という高齢者が多い地域です。

高齢者が多く住む地域では、買い物や食事作り、ゴミ出しといった
日常生活のちょっとした困りごとがあります。
そんな困りごとを解決するため、あるサービスがすずかけ台で始まりました。

その名も「ぽっかぽかサポート」。
高齢世帯のちょっとした日常生活の困りごとを有料(数百円程度)で行うというものです。
このサービスの最大の特徴は、サポートを行うのも同じすずかけ台の住民であること。
25人の会員がゴミ出しや掃除、買い物などのサポートを行っています。

特に人気なのが手作り惣菜の宅配サービス。心のこもった惣菜を手渡すことで住民同士の交流が生まれ、見守り活動の一環にもなります。

また、この活動は会員自身にも大きな喜びをもたらしています。
「ありがとう」と感謝されることで、会員自身も元気をもらっているとのこと。
会員たちは、住民同士が支え合うこの活動を今後も続けていきたいと話しています。

高齢者の困りごとを解決することが、見守りや生きがいづくりに繋がるこの取り組み。
住民同士がサポートし合うことで孤立や引きこもりを防ぎ、地域の絆も強まっていくことでしょう。