ペットに関する社会問題の解決へ「リ:ボーン アニマルバトンフェスタ2024」
こんにちは!J:COM安心安全チーム、関西担当の早石です!
大阪府豊中市の服部緑地で『支え合いのバトンでつなぐ未来のペット社会の実現へ』をテーマにしたペットのイベントが開かれていましたので取材してきました。
リ:ボーン アニマルバトンフェスタ
来場者からレインボーアイテム(ペットロストアイテム・不用品)を多く集め、有効活用を加速させるとともに多くの方々にこの活動を知ってもらおうと行われたイベントです。
会場は7つのエリア(出会い、暮らし、シニア、レインボー、アニマルバトン、学校・行政、フード)に分かれ活動紹介の展示や体験、販売などが行われました。
訪れた人たちは各エリアのテーマに沿って、ブースでショッピングを楽しんだり、お話をしたりして情報交換していました。
Re:Bornアニマルバトンプロジェクトってなに?
想いが詰まった、ペットロストアイテム(大切な家族であるペットが亡くなってしまった時にお家に遺されるフードやペット用品、そして、ペット葬祭会社に持ち寄られるお供え物)を『レインボーアイテム』と呼び、保護動物を譲り受けた飼い主さんに提供して支援につなげ、官民連携のペット防災備蓄品にしたりすることによって、ペットと人とをつなぐ活動です。
今、日本でペットとして飼われている犬・猫は約2000万匹といわれ、その数は14 歳以下の子供の人口より多い数となるそう。そのうちのおよそ1割が毎年、寿命や病気で亡くなっています。
そして、それらの非常に多くのペットフード、ペット用品が飼い主さんの想い入れや思い出があるにもかかわらず、いずれ廃棄されてしまいます。
アニマルバトンでは、様々な寄付先(被災者、高齢・ひとり親ペット飼養者、保護団体、愛護センター等)があるとのことでした。
そんなお家にあるレインボーアイテムを能登半島のペット被災者に届けようという活動がこの日行われました。
この日は、ケージにおむつ、食器など様々なアイテムが集まりました。
持ってきてくれた人にお話を聞くと「飼っているワンちゃんが大きくなって使えなくなってしまったもの、あまり遊ばない・遊ばなくなったおもちゃなど家に置いておくくらいなら、誰かに使ってほしい」とのことでした。
全ての動物が対象ですので、画像にはありませんが鳥かごなども持ち込まれました。2日間でトラックに乗りきらないくらいのレインボーアイテムが届けられたとのことです。
レインボーアイテムの寄付などお問い合わせについては一般社団法人アニマルバトンへ 大阪府豊中市長興寺南4-3-21 〈本部〉0120-110-234 ※常時お受けしています
ほかにも私が気になったブースはこちら。
ペットとのお別れに関するブースです。大切な家族のペットがある日突然天国へ旅立ってしまったら皆さんはどうしますか。
会館や自宅でお別れをする人が多いと思いますが、火葬についても様々な方法があるようです。ペット葬儀、ぜひ検討しておいてください。
出展:総合ペットセレモニー (豊中・箕面会館 0120-5940-31)
会場ではペットに代わる呼び名を募集していました。
大賞や入賞作品が発表されるとのことでした。どんな名前がいいですか?
池田さんは、「家庭内や事業で発生するペットフードロスやペット用品の廃棄などペットに関する社会課題の解決が求められています。こういったレインボーアイテムをたくさん集めることで、被災して困っている人たちとペットの支援にもつながるのではないかと思います。催しを開催することにより朝からたくさんの人に支援や協力をしていただけました。潜在的にニーズがあるので今後さらに活動の輪を広げ、課題の解決のほかペット防災についても行政などと協力してやっていきたい」と話してくれました。
取材して…
この日はお天気も良く、多くの来場者がワンちゃんなどのペットを連れて来ていました。
人もペットも色々で、それぞれに可愛さがあると改めて感じました。
ブースも個性があってとても楽しかったです。お声がけくださった皆さんありがとうございました。
2日間の催しで集められたレインボーアイテムは年内に能登へ届けられるとのこと、被災者の手助けになればと願うばかりです。
またこのような支援の輪がどんどんと広がってほしいですね。
協力:一般社団法人 アニマルバトン
Re:Bornアニマルバトンフェスタ2024実行委員会
出展者・来場者のみなさん