防災授業をするのはヒト型ロボット!?
J:COM安心安全チーㇺ、関西担当の山田です。
今後40年以内に約90%の確率で発生するといわれている南海トラフ地震。
大震災に備えて、一風変わった「幼児向けの防災出前授業」が大阪府堺市で行われるということで、覗いてきました!
あれ?授業しているのはPepperくん?!
宮山台幼稚園に現れたのは、ヒト型ロボット「Pepper」くん。
ロボットを初めて見る園児も多く興味津々!
「じしんってなあに?」「ぐらぐらゆれるとどうなるの?」
Pepperくん「じしんってなあに?」
園児たち 「こわいもの!」「きけんなもの!」
Pepperくん「ぐらぐらゆれるとどうする?」
①机の下にかくれる ②外に出る
園児たち 「机の下にかくれる」
園児たちはPepperくんが出す地震のクイズに挑戦したり、地震が起きた時に自身を守る「ダンゴムシのポーズ」を実践してみるなど、楽しみながら防災について学んでいましたよ。
楽しみながら、いつか思い出してほしい…
大阪府は、幼児向けの防災教育が大切だと考え、包括連携協定を締結している企業と連携し、ヒト型ロボットを使った幼児向け防災教育のコンテンツを作りました。
Pepperくんと一緒に防災授業を進行をした担当者は「子どもたちへの防災授業は【勉強】ではなく、【楽しみながら実践】することが大切で、あの時Pepperくんとダンゴムシのポーズしたなぁなどと思い出してほしい」と話してくれました。
園児たちが笑顔で防災について学ぶ姿を見て、命を守る行動を子どもたちに伝えることの大切さを改めて感じました。
次は、あなたのまちの幼稚園にも「Pepperくんの防災授業」がやって来るかもしれませんよ!
取材協力:学校法人奥野学園 宮山台幼稚園