食堂で防犯(+防災)教育
J:COM安心安全チーム、札幌担当の池田です。
子どもたちの防犯・防災意識を養うには?
札幌でも、様々なアイデアの取り組みが行われています。
食堂での防犯教育
札幌の屯田地区で月2回開かれる「あかね食堂」。
子どもたちを中心に、地域住民が集まり食事をするなど交流を楽しんでいます。
ここでは、食後に防犯に関する講話が行われています。
不審者はいないか?
何か普段と変わったところはないか?
住民の目が大切になってくる地域防犯だからこそ、住民が集まる場で防犯教室が行われているんですね。
"防災"も提案してみた
防犯だけでなく防災も取り上げてみては?
防犯と同じく、防災も地域の助け合いが重要になってきます。
この頃、番組で「北海Do防災かるた」を取材中だったため、ちょうど良いと思い、あかね食堂の方に提案してみました。
「防災かるた」のかるた大会、やりませんか?
答えは、OK!
「あかね食堂」と「北海Do防災かるた」のコラボが実現したのです。
防災かるた大会 開催!
いよいよ迎えたかるた大会。
子どもたちだけでなく、ボランティアの高校生や大人も参加。
読み手が札を読み始めると…そこかしこから歓声や笑い声が!
あかね食堂の方も「かるた大会いいですね!みんな楽しそうで、盛り上がりますね!」と、喜んでいただけました。
大会後には講話も
大盛況のうちに終わったかるた大会。
最後にかるたを作成した日本気象協会 北海道支社の二本柳さんが講話をしてくれました。
「雪崩の速さってどれくらいか知ってる?」
「新幹線くらい!」
「山の雪 雪崩のスピード 新幹線」という札があるのですが、さっそく内容を覚えてしまっていた子どもたち。
今しがた子どもたちが遊んだかるたには、読み札にも絵札にも一つ一つに重要な防災知識が込められています。
北海道ではどんな災害が発生しやすいのか?
災害が発生した時どのような行動をとったらいいのか?
キャスターもこなす二本柳さんが、楽しく分かりやすく、時に子どもたちにツッコミを入れながら説明してくださいました。
子どもたちに伝え続けるために
地域交流の中に防犯を学ぶ場をつくった「あかね食堂」と、防災を楽しく学べるかるたをつくった「日本気象協会」。
それぞれの「子どもたちに防災や防犯の意識を持ってもらいたい」という想いで実現したコラボレーションでした。
取材協力
あかね食堂:https://tonden-akane.com/
日本気象協会 北海道支社:https://www.facebook.com/jwanews.hokkaido/?locale=ja_JP