見出し画像

【阪神・淡路大震災からまもなく30年】《須磨区》中学生が「防災・減災」ダンス動画制作へ

J:COM安心安全チーム、関西担当の松本です。

阪神・淡路大震災から30年の節目となる来年の1月17日に向け、神戸の学校では防災学習に加え、さまざまな取り組みがスタートしています。
【参考】ともしびプロジェクト(神戸市)

今回取り上げるのは、9月30日に神戸市須磨区の太田中学校で行われた授業の様子です。

静止画だと伝わりにくいんですが…これは生徒がダンスを踊っています!
以前、太田中学校での震災教育の一環で生まれた防災オリジナルソングの歌詞に合わせて、振り付けをしているんです。
というのも…こどもからお年寄りまで幅広い世代の人に、防災や減災の意識を高めてもらうためのダンス動画を制作する予定!

生徒らが歌詞に合わせた振り付けを決めていくのですが、この日はプロの振付師を招き、アドバイスを得ながら細かい動き、流れを確認していました。

振付師 ダンサー FUUKA さん

では、ここで問題!次の写真2枚はどんなシチュエーション(歌詞)を表しているでしょうか?

正解は…「高いところ 目指して走ろう」の歌詞に合わせた動きでした!

このように、避難する際の注意点であったり、用意しておきたい防災グッズだったり…命を守るためのモーションが一連のダンスの動きの中に散りばめられているのです。

果たして、どのような仕上がりになっていくのでしょうか!?
今後、10月中に振り付けが完成し、11月にダンスムービーを撮影するとのこと。来年1月、震災関連行事でお披露目されるそうです。

取材協力:神戸市/神戸市立太田中学校