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【3分動画】防犯パトロール、若々しさキープの秘訣!

「防犯パトロール活動」…高齢化問題に直面する地域も多いですよね?
「工夫をして乗り越えている地域は無いだろうか」と番組が調べたところ、埼玉県戸田市の南原町では若々しい男性や主婦によるパトロール活動が盛んに行われていることを発見しました。

若々しさキープの秘訣その1、それは「企業の参加」

取材の日は、株式会社プロネクサスの社員が防犯パトロールをする日。
40~50代の男性社員が緑のベストに着替え、誘導棒を持って工場から出動していきます!実は、この光景が防犯パトロール「若々しさキープの秘訣」その1なんです。

企業の社員が参加することで、働き盛り世代にパトロールの役割が与えられ隊の若返りが実現します。自治会だけで防犯パトロールを続けると、メンバーの入れ替わりが少ないため、時につれ高齢化が進んでしまうのです。

企業にとっては地域貢献の機会となり、防犯パトロール隊にとっては若いメンバーの確保ができ、住民にとっては手厚い見守り体制を得られる…という三方よしのアイデア!

若々しさキープの秘訣その2、それは「女性のグループにお願いをする」

さらに、この町会ではもうひとつの策が効果を発揮していました。
それは、地域で活躍する女性グループに呼びかけること。

隊長の奥様が地元の女子ソフトボール部や町内会婦人部などに協力を求めたところ、子どもの安全に関心が高い女性陣の賛同を得て、グループ単位で協力してくれることになり、多くのパトロール隊員を確保して人員不足が解決したのです。

企業の参加、そして女性グループの参加。
この2つのアイデアにより、南原町会防犯パトロールでは高齢化と人手不足の問題を解決したばかりか、「下校時の見守りができる」というメリットも得ることができました。
地元企業の従業員と市内の女性は、どちらも昼間にまちに居てくれる人々。だから、事故や犯罪の発生が心配な登下校時や夕方などにパトロールを実施できているのです。

おわりに

2000年〜2010年頃にかけ全国で急増した防犯パトロール隊。
結成当時に主力であった60歳前後の人々も、70代から80代に達します。
南原町会の防犯パトロール隊の独創的なアイデアから、パトロール隊の高齢化や人手不足を解決するためのヒントを学ぶことができます。
この動画をご覧になって、みなさんの地元でも防犯パトロールの活性化にチャレンジしてみてください!


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