【3分動画】梅田ダンジョンを攻略せよ!災害時の行動マニュアル
地下迷宮でのサバイバル術
大阪・梅田の地下街は、その複雑な構造から通称「梅田ダンジョン」とも呼ばれています。
もし地下街にいる時に災害が起きたら、この「ダンジョン」をいかにして脱出するか、あなたは考えたことがありますか?
梅田ダンジョンの複雑さとは?
JR、私鉄、地下鉄合わせて7駅が集中し、100以上の商業施設が立ち並ぶ梅田エリア。
商業ビルの地下フロアや駅のコンコースが、その利便性から地下同士で徐々につながって、高低差の異なる複雑な通路が形成されていきました。
これが「梅田ダンジョン」の正体。災害時には、この迷路のような地下街からいかにして脱出するかが命を左右します。
災害時の正しい行動とは?
「じゃあ急いで地上に上がればいいのでは?」 実はそれは間違いです!
専門家は、大勢の人々が行き交う場所でわれ先に行動することは、群衆事故にもつながる危険な行為だと指摘します。
災害時にはパニックを避け、まずは動かず状況を把握することが重要。
自分がその時にいる施設の担当者によって避難誘導が行われるよう普段から準備もされているので、それに従って地上に出てから安否確認や情報収集を行い、待機できる場所を決めることが求められます。
普段からできる備え
災害時にパニックにならないためには、普段から地下街の構造を理解し、地上への出口を覚えておくことが大切です。
まずは普段通った時、階段やエスカレーター、エレベーターで地上に上がってみるなど、地上をイメージして歩く練習をしましょう。
まとめ
梅田ダンジョンは、日常的に利用するには便利な場所ですが、災害時には脱出ルートを知り、冷静に行動できることが生存に直結します。
災害時の行動マニュアルを身につけ、いざという時に備えましょう。
普段地下街を歩く際、「地上では今どこなのか」を意識するだけでも、避難訓練になります。
取材させていただいた梅田ダンジョンのまち歩きイベントは、「大阪北区ジシン本」という防災冊子を作っているチームが企画しています。
他にも防災に関する様々な講座を開催されているので、気になる方は是非チェックしてみてください!
【大阪北区ジシン本】ウェブサイトhttps://jishinbook.net/