子ども発案!特殊詐欺撲滅かるた
J:COM安心安全チーム、神奈川担当の島田です!
横浜市戸塚区にある平戸小学校では、地域課題を研究する総合学習の授業で
特殊詐欺をテーマに取り組んでいます。
これまで児童たちは、インターネットなどを活用して特殊詐欺について調べたり、戸塚警察署員による出前講座の受講、警察車両に乗車して地域で注意を呼びかける活動などをおこなってきました。
特殊詐欺撲滅かるた誕生!
児童たちは、これまでの学習を通じてオレオレ詐欺や架空請求詐欺といった
様々な犯罪の手口が、主に高齢者をターゲットにしていることを知ります。
そこで考え出したのが、注意喚起を呼びかけるキャッチフレーズを盛り込んだ、「かるた」でした!
「かるた」に込められた想いは・・・
「かるた」は50音全てを頭文字として五七五調で簡潔に表現。
読み札には
「全員で オレオレ詐欺を 無くそうよ」
「楽をして 儲かる話 信じるな」
取り札には、分かりやすいイラストが描かれています。
どのかるたにも小学生ならではの素直な発想と、特殊詐欺の被害を1件でも減らしたいという想いが込められている事が伝わってきます。
かるた大会を高齢者と一緒にやろう!
子どもたちは、さらに「特殊詐欺撲滅かるた」を使って、高齢者と交流をする「かるた大会」を開催!
大会には地元に住む高齢者15人と、全国高校生かるたグランプリの神奈川県代表チームに部員を輩出した、横浜桜陽高校かるた部が指南役として参加。
地域が一丸となって特殊詐欺を撲滅しようとする気持ちが見受けられる、大会となりました。
取材協力:神奈川県警察 戸塚警察署