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【3分動画】通り抜け通路で避難経路確保

狭い道や行き止まりの路地が多い地域では、大地震が発生して建物が倒壊した場合、逃げ道がなくなる恐れがあります。

横浜市南区井土ヶ谷上町地区は、かつて花街として栄え、当時の区画を残したまま宅地化が進んだ結果、狭い路地や行き止まりが存在しています。
緊急車両が入れないような狭さや、建物が倒壊した際に逃げ道がなくなることへの対策として、自治会が避難経路を増やすために動き出しました。

横浜市の補助金を活用し、民家の間にあるフェンスの一部に扉を設置。
災害時には、法律上、緊急避難に該当するため、誰でも自由に通り抜けられるようになっています。この扉があることで、もし一方の道路が塞がれた場合でも、逆の道路へ避難できるようになるのです。

民家の間に扉を設置することで、災害時に1人でも多くの命が救われる可能性が高まります。私たちも、避難できる道が複数あるかを確認し、避難経路が塞がれた場合の対策を考えておくことが大切です。