【知っておこう】火災保険の落とし穴
突然ですがクイズです!
J:COM安心安全チーム 東京担当の田中です。
火災保険の仕組み、皆さんどれくらいご存じでしょうか?保険のプロに詳しい話をお聞きしました!
お聞きしたのは、損保ジャパン 火災保険業務部の五十嵐さん。
Q.地震が原因で起きた火事は火災保険で補償されるのか?されないのか?
A.地震による火災での損害を補償するためには、火災保険だけでなく、地震保険にも加入する必要があります。地震保険は、国と民間の保険会社が共同で運営している保険のため、補償内容も保険料も各社同じ内容となっています。
地震保険の特徴は、保険会社が違っても保険料は変わらないこと、またエリアによって保険料が変わること。東京都は地震保険の保険料が高い地域のため、火災保険とセットで加入すると保険料の負担が大きくなります。
Q.両方加入するとかなりの負担になるが、何かよい方法はあるか?
A.地震保険には、建物の免震・耐震性能に応じ、最大50%の割引制度があります。保険料負担の観点で加入をあきらめている人は、見直してみるのも良いかもしれません。
地震保険では通常、火災保険の保険金額の50%を限度として補償しますが、損保ジャパンでは、地震等による損害が生じた場合に、地震保険金とあわせて、最大で火災保険金額の100%まで補償することができる「地震危険等上乗せ特約」もあります。地震への備えをさらに充実させたい方は参考にしてみてください。
災害時に火災被害が心配な地域では…
ウルトラマンで有名な世田谷区祖師谷の 祖師谷第六自治会は木造住宅が密集し、道幅が狭く、震災時には大規模な火災被害が予想されている地域。
火災時の初期消火対応を強化するため、スタンドパイプを配備し、火災保険に関する知識の普及をきっかけに、初期消火の協力者を募りました。
現在の体制になるまで10年の歳月がかかったという自治会の試みとは?詳しくはこちらの動画を御覧ください!
取材協力:損害保険ジャパン株式会社
祖師谷第六自治会