防災訓練にどうやったら関心が集まるかお悩みのあなたへ

東京都八王子市の片倉台自治会では毎年、消火用資機材のスタンドパイプの操作訓練を行っていましたが、訓練に参加するのは同じ顔触れ、人数も頭打ちになっていて、訓練参加者=地域防災の担い手を増やせずにいました。そこで自治会では、問題解決の一手として、まずはたくさんの人に訓練を見てもらい関心をもってもらうことからはじめようと、子どもと若い親世代が集まる「子ども神輿」と同時刻に訓練を実施することにしました。これにより、訓練の様子が多くの人の目に触れることになりました。さらににぎやかな雰囲気が、訓練参加に否定的な方の心のハードルを下げる効果にもなり、飛び入り参加する人も出てきました。町を守る人材を育成するための新たな仕掛けを紹介します。