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【3分動画】荒幡式で迅速・確実な安否確認!

自然災害が多く起きる国と言われている日本。
だからこそ、災害が起きた時の「素早い避難行動」は非常に重要です。
埼玉県所沢市の荒幡地区では、災害時にいち早く安全を確保するための「0次避難場所」を設置しています。

「0次避難場所」というのは、隣近所およそ10軒ほどで組まれた「隣組」と呼ばれる「班」ごとに安否確認をするために集まる場所のことです。

防災リーダーでもある「隣組長」は、メンバーの安否確認カードをチェック。すぐその場で安否確認を行います。日頃の付き合いがあるご近所同士だからこそ、状況をすぐに把握することができるのですね。

荒幡地区の世帯数はおよそ3,000世帯。全体の安否確認には時間がかかりますが、範囲を絞った「隣組」なら迅速で確実なチェックが可能です。

また、荒幡地区では安否確認を含めた防災訓練も、「サイレンが鳴った瞬間」の「家の中」や「今いる場所」など、実際の災害と同じ状態からスタートするようにしています。
この方法を取っているのは所沢市内でも荒幡地区だけの訓練の取り組みで、「荒幡式」と呼ばれています。

普段のご近所付き合いがしっかりしていると、非常時の安否確認が早く、正確に行えます。どんな訓練でも、本番を想定して実践することが大切ですね。