災害時に役立つ!?ブルーシートでテントを作ろう
こんにちは!J:COM安心安全チーム、関西担当の早石です!
京都府の乙訓地域の防災士の皆さんが「災害時・緊急時に役立つロープワークの研修会」を開くという情報を聞きつけて取材してきました。
参加したのは大山崎町と長岡京市の防災士らで、京都府内の防災士にも呼びかけ、防災のスキルを高めようと今回初めて実施されました。
今回は、簡易テントを立てるのに必要な「結び」を学びます。
災害時に公園や広場に避難した場合に、一夜を過ごすためにブルーシートを使ってテントを張る事が目的なのですが、それには「ロープワーク」が必要ということなんです。
外に出てブルーシートテントをたてます
この研修では、身近にあるものを使う、ロープの結び方も何でも良し、要はテントを立てることが最優先。
これは体験してみないとわからないし、こうしたほうがいい・・・など自分で考えたり、メンバーと相談してやることが、学びには大切だということです。
風の吹く中の作業でしたが、思っていたよりも丈夫にできていました。雨風を一時的にしのぐのであれば十分な出来栄えです。
完成した後は、風を通さないようにするにはブルーシートを地面に敷き、そのまま固定したり、支柱を短くしたりするアイデアが紹介されました。また、ロープが緩まないようにする為にはどのようにすればいいかなど話し合いが行われました。
講師の山本さんは、「今回初めての開催でとても有意義な講習会になった。課題はたくさんあるが、防災士として活動していくには、続けていくことが大事です。参加者の皆さんには防災リーダーとして活動していってほしい。」と感想を話してくれました。
取材中、私も4つの結び方を学びました。3つめが終わって復習のために1つ目をやってみると・・あれれ?
なぜかうまくできない・・・さっきは完ぺきにできたんですよ。
やはり「日常的にやることが大切」だと教えていただきました。また「いろいろなシーンで使ってみるのがいい」とも教えていただきました。次回も参加して私も防災スキルアップを目指したいと思います!
取材協力:日本防災士会(乙訓)・大山崎防災士会