商店街の人気店が団地に登場!
J:COM安心安全チーム、北九州・下関担当の有馬です。
高台に住んでいるお年寄りにとって日々のお買い物って大変ですよね。
そんなお年寄りを支援しようと、地元の店舗が高台の団地まで出張する取り組みが3月22日、八幡東区にある第二尾倉団地で開催されたので取材しました。
第二尾倉団地は、約200世帯、約350人が住む団地です。
入居者の高齢化による買い物の不便さや入居者同士のつながりの希薄さが課題となっていました。
八幡中央商店街の協力で出店した店舗は、10店舗以上。
ちょっとだけ紹介しましょう。
まずは、創業1930年の鶴屋本舗。
白あんをカステラ生地で包んだ「八幡饅頭」は、八幡の銘菓として市民に長く愛されています。
お次は、老舗餅専門店「宇佐餅」。
その時期に一番美味しいお米を使うこだわりで作られる独特のもっちりとした食感と自然な甘味は、大人気です。
この日は、自治会による豚汁のふるまいや、地元NPO法人による子ども縁日、保健師による健康コーナーなども設けられました。
訪れたお年寄りたちは、今回の取り組みを大変喜んでいました。
お店にとっても知ってもらう良い機会になるということで、年に2~3回は開催したいと話していました。
地域の課題解決に繋がるこの出張商店街。
私も皆さんの笑顔をみてほっこりと温かい気持ちになりました!
取材協力:第二尾倉団地自治会、八幡中央区商店街