北光小4年生が防災プレゼン!
J:COM安⼼安全チーム、札幌担当の菅原です。
12月19日(木)札幌市立北光小学校で「地域防災フォーラムin北光小学校」が行われました。町内会など地域の方も参加しました。この日の模様をお伝えします。
■4年生がプレゼンテーション
防災について学んだことをプレゼンしたのは、北光小学校4年生の皆さんです。7つのグループに分かれ、「備蓄」や「在宅避難」、「災害時の行動」についてなど、それぞれのテーマでプレゼンを行いました!
そもそも児童は10月から防災授業を開始。
「校内防災マップ」や「校区内の防災まちあるき」、「家庭の備え」などについて学び、その集大成としてプレゼンに挑みました。
このうち、「備蓄」をテーマにした発表では、「ローリングストック」についての発表が行われました。
「ローリングストック」とは、日常の中に食料備蓄を取り込む考え方です。
普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法です。
食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができます。
また「東京備蓄ナビ」についても発表。東京備蓄ナビは、住んでいる人の人数や性別、年齢などを入力すると、備えておくべき食料や日用品のリスト、数量などがわかるサイトです。ぜひ参考にしてみてください。
■防災体験ブース
続いては、プレゼンした児童による防災体験ブースです。
こちらは備蓄品のブース。冬の避難所の寒さ対策として必要な「災害用の保温シート」や、水だけでスマホの充電が可能な「非常用モバイル充電器」などが置かれ、児童が一つ一つ丁寧に説明していました。
こちらは段ボールベッド体験ブース。どれだけ頑丈か、試しに児童が段ボールベッドの上で飛び跳ねていましたが壊れませんでした。思ったよりも頑丈にできています。
地域防災フォーラムを主催した、北光小学校 河嶋さんは、「子ども達の頑張りに感謝と頼もしさを感じた。子ども達はさまざまな方の協力で充実した学びになった。また地域の方が積極的に話し合っているのを見てこのフォーラムの意義を感じた。今後も続けていきたい。」と話していました。
取材協力:札幌市立北光小学校
NPO法人 防災したっけ
東区役所・東消防署
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