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【3分動画】ペットとともに災害を乗り切る

今や家族の一員ともいえるほど、社会的に大きな存在となったペット。
しかし災害が起きた時、ペットはどうなってしまうのでしょうか。

東日本大震災や熊本地震といった過去の災害では、ペットが飼い主とはぐれて野生化してしまったり、自宅に残したペットを迎えに戻って飼い主が被災してしまったりするケースが相次ぎました。

大阪府東大阪市にある「NPO法人ペット防災サポート協会」は、ペットと共に災害を乗り切る「ペット防災」を全国に発信しています。
理事長の三浦さんは「まずは飼い主や人の命を守ることが最優先だ」と話します。 その上で飼い主が心理的にも救われるようペットも一緒に助かる道を模索しています。

ペット防災においてまず知っておきたいのは、災害が起きた時にペットを避難先に連れていっていいのかどうかということです。

災害が起きた時は飼い主の身の安全を確保したうえで、ペットを避難先に連れて行く「同行避難」をなるべく心がけましょう。
東日本大震災以降、飼い主がペットと一緒に躊躇なく避難できるよう、国のガイドラインでも「同行避難」が推奨されています。

しかし、必ずしも避難所がペットを受け入れることができる体制とは限りません。避難所以外にも親戚や友達の家などペットを受け入れてくれる避難先を常に確保しておくことが大切です。

また、避難所でも人と同じスペースにいられるとは限らないため、普段からケージに慣れさせておく必要があります。 避難時には飼い主の両手が使えるよう、ワンちゃんなどには体に固定できるリードを使うようにしましょう。

事前の準備がペットだけではなく、飼い主の命を守ることに繋がります。