未来の地域防災リーダーを育てる大和市少年消防団
J:COM安心安全チーム、神奈川担当の島田です!
4月に令和6年大和市少年消防団卒団式・入団式が大和市文化創造拠点シリウスで開かれたので、お邪魔しました!
今年度も多くの子どもたちが活動をスタート!
小学4年生~中学3年生を入団対象にしている大和市少年消防団は、平成5年に創立し今年で31年目。
災害時に地域で活動できる人材を育成しています。今年度は、小学生67人、中学生36人の計103人が1年間かけて活動を始めました。
大和市少年消防団の活動内容は?
活動は、月2回ほどのペースで消防・防災に関する多彩な活動を実施。
小学生は“生きる力を育む”ことをテーマに、火災や大地震など“いざという時”に自分たちで考え、行動できるように、初期消火や応急手当などの基礎的な技術を習得していきます。
中学生は防災対策や避難所運営など、より高度で実践的な訓練を行います。また小学生たちの面倒を見ることで指導者としてのマインドも身に付けさせているそうです。
1年間で様々な訓練を実施!
他にも、こどもたちの訓練の中には、段ボールや毛布だけで一夜を明かす避難生活施設の運営や、地震体験、傷病者搬送、三角巾取扱いなど。
こんなに、たくさんの訓練を1年間でおこなっているんです!
子どもが防災リーダーになることで大規模災害に備える!
過去の大震災でも小中学生が活躍した事例が多くあります。
こうした地道な活動を子どものうちから身に付けさせることで、近い将来に発生すると言われている大規模地震に備えています。
子どもたちは、いざという時に地域で活動できる人材となることが期待されます。
取材協力:大和市消防本部