見出し画像

0歳~5歳児 園児たちの夜間避難訓練!

J:COM安心安全チーム、千葉担当の織田です。

今回紹介するのは、千葉県松戸市にある「さわらびドリームこども園」、県内唯一の夜間こども園です。
現在33名の園児たちを、朝7時から深夜24時まで預かっていて「徹底した防災対策」をしています。  

さわらびドリームこども園

彦惣久美子 園長
「子どもたちが毎日楽しく遊び、安心して過ごせるよう日々環境づくりに取り組んでいます。特に防災対策については予防策の事前準備はもちろん、災害が起きた場合に速やかに避難し、二次災害防止対策をとります」

 大村美咲先生(防災士)  彦惣久美子 園長   川津奈子先生(防災士)


備蓄品の数がスゴイ!

食料・水・ライト・毛布・簡易トイレ・哺乳瓶・紙皿・アルコール・トイレットペーパー・ティッシュ・ウェットティッシュ・おむつなど、園児と先生およそ50人が、一週間生き残れる備蓄品を万全に準備してあります。

大村美咲先生(防災士)
「一週間持ちこたえられるほどの備蓄品を用意してあるので、保護者の方には、リスクを冒して迎えにくることは避けてほしいと周知しています」

備蓄品

夜間保育園を運営する法人との災害時等相互応援協定

松戸・新横浜・甲府・名古屋・金沢の五ヶ所の保育園と、災害時に物資の供給や応援職員の派遣などを行う「夜間保育園を運営する法人の災害時等相互応援協定」の締結を行いました。


災害時等相互応援協定

彦惣久美子園長
「能登半島地震をきっかけにこの協定を結びました。災害が起これば駆け付けられる、この遠からず、近からずの距離感が大切なんです」

夜間避難訓練

避難訓練は月1回!しかも訓練は夜間に行う‼

そして徹底した避難訓練を実施!
こちらのこども園は24時まで子どもを預かるため、避難訓練は夜間に実施しています。しかも毎月1回、あらゆる災害を想定した訓練をしています。

川津奈子先生(防災士)
「避難訓練は、火事、地震、風水害など、色んな災害を想定し訓練を行います。例えば火災の場合、どこから発生したかによって逃げる経路や避難場所を変えて訓練をします。また津波や川の氾濫などの風水害の場合には3階のホールに子どもたちを避難させます。訓練は、色んな災害を想定して行うため、毎月やらないと身体が覚えないんです」


夜間避難訓練の様子

さらに!避難訓練は突然行います!!

彦惣久美子園長
「突然、訓練を行うことでかなりリアルな訓練になるんです。しかも毎回、避難する時間を計るんです。これがすごい大事なこと。訓練後すぐに反省会を開き、今回は、なんでこんなに時間がかかったのかなどの聞き取りをして、次の訓練までに修正していきます。これが『いざという時』に子どもたちを守るためのすべになるのです」

夜間避難訓練

徹底した安全対策のさわらびドリームこども園。
夜間避難訓練の模様は、2025年1月11日土曜日に放送する「こちらJ:COM安心安全課」で詳しくご紹介します。


取材協力:さわらびドリームこども園
さわらびドリームこども園の情報は、公式ホームページをご覧ください。 https://sawarabi-fukusikai.or.jp/childcare/introduce/intr-3/