青色防犯パトロールの存続危機?担い手を増やす秘訣とは?
J:COM安心安全チーム、神奈川の島田です!
青い回転灯をつけた車両で地域を巡回する「青色防犯パトロール」を知っていますか!?
「青色防犯パトロール」は地域の見守り活動の一つですが、高齢化によって隊員数が減っている地域が多くなっています!
高齢化は慢性的な課題
隊員は自治会で組織され、定年後のセカンドキャリアを迎えた人が、活動に参加しています。
そのため多くの地域では高齢化が進み、地域防犯を担う人材不足が大きな課題なのです。
厚木市を中心に活動する特定非営利活動法人「防犯パトロール ブルーライン」は、人材不足を解消するための、ある取り組みをしています。
高齢化問題を解決させる取り組みとは?
防犯パトロール ブルーラインでは、2つの解決策を実行!
1つは、地元企業の社会的責任(CSR活動)として、従業員が仕事終わりにパトロールに参加してもらうように依頼していること。
もう1つは、SNSなどで募集した学生ボランティアに参加してもらうようにしたことです。
これにより、発足当初7人だった隊員は30人に増えました。
パトロールは、平日の朝8時から夜10時まで。
昼間は、車両を自治会に貸し出して地域住民の隊員が巡回。
夜間は、地元企業の従業員や、学生ボランティアが担当しています。
パトロールは、どんな形で行っている?
気になったのは、どんな事に注意してパトロールしているのか?ということ。
聞いてみると、ブルーラインの方は、地域住民や警察から寄せられた情報や
警察から指導してもらった不審者の見極め方などを参考に、パトロールしているそうです。
例えば、周りの状況を伺い、他人の目を気にしている人間は要注意なんだそうですよ。
お話しを伺っていて、こうした地道な活動を継続することが地域の犯罪を減らすことにつながるのではないかと感じました。
取材協力:NPO法人 防犯パトロール ブルーライン
HP:http://patrol.blue/