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いざという時!速やかに運転を再開するために

J:COM安心安全チーム、茨城担当の小幡です!

関東鉄道株式会社(本社:土浦市)では、常総線の水海道車両基地(常総市)で、毎年年末に「異常発生時想定訓練」を実施しています。

12月13日 水海道車両基地(茨城県常総市)

この訓練は、事故・災害が発生した際、乗客の安全を確保し、速やかに運転を再開できるよう、運転士・駅係員・運転司令員・車両及び施設整備員の各セクションの社員が警察・消防と合同で実施しています。

列車が脱線する事故を想定

今回は踏切で乗用車と衝突して列車が脱線する事故が発生。
乗客の避難誘導では車椅子の乗客が含まれることを想定して実施されました。

事故発生時の連絡通報及び警察・消防との連携、車椅子の方を含む乗客の避難誘導、脱線車両の載線、踏切や線路の補修並びに報道機関との対応など、それぞれの担当者が緊張感をもって訓練は進められました。


輸送の安全確保を目指して

参加者は、異常発生時における適切かつ迅速な対応を行うことで、連絡体制・乗客の避難誘導・復旧体制の強化を図りました。
また、職務ごとに知識・技能・基本動作などを実践することで、いかにリスクを回避できるのかを確認していました。


関東鉄道株式会社の担当者は「警察・消防と合同で訓練を行ったことで、我々以外の動きを知ることが出来て大変良かった」と、今回の訓練の重要性について話していました。これからの季節は降雪により運休などのトラブルが出るかもしれません。その時に迅速な対応で私たちの交通をしっかりと守ってくれることでしょう。


取材協力:関東鉄道株式会社