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大きい声で子どもたちを守る!                       

J:COM安心安全チーム 千葉担当の織田です。
今回訪ねた街は、千葉県浦安市立日の出小学校「お父さんの会」と浦安市立日の出南小学校「おやじの会」。
両校合同で18年間も続く伝統の防犯行事「大きい声で子どもたちを守る!豆まきパトロール」をご紹介します。

豆まきパトロールの様子

豆まきパトロール

「鬼は~外!福は~内!」「鬼は~外!福は~!」
2月8日土曜日、日の出小学校の体育館から児童たちの大きな声が体育館中に響いています。

<日の出小学校  お父さんの会 会長 佐々木勝彦さん>
「この辺は昼間でも人通りが少なく、子どもが一人で歩いていて何か起こったら大変!だから困った時には、大きな声を出して近所の人に助けを呼ぶ!そのための練習のひとつが豆まきパトロールなんです」

最近では公園などで大声を出しながら遊んでいると近隣住民から怒られてしまうなど、子どもたちは大きな声を出す場所や機会が少なくなってきました。そこで「豆まき」というイベントを利用して、子どもたちが思いっきり大声を出す練習の場になればと考えたそうです。

何かあったら大きな声を出す!

ほんの少しでも自分が、嫌だな…怖いな…と感じたら、迷わず大きな声で「助けて!」と叫ぶ、それが子どもたちを守る第一歩になると佐々木会長は考えています。

大声コンテスト

子どもたちを守る さまざまな防犯活動!

他にもお父さんの会とおやじの会では、年末年始を含めた冬休み期間中に、子どもたちが「火の用心!マッチ一本火事のもと!!」と町内に響き渡る声で防災パトロールも行っています。
さらにゴールデンウィークや夏休みの長期連休の防犯パトロールでも、大きな声で注意喚起しています。

防犯パトロール

「あんぜん探検隊」とは!

夏休み直前には防犯イベント「あんぜん探検隊」を開催します!
日の出地区は、普段通っている慣れた道から信号のない危険な交差点など、いろんな場所をチェックしていきます。その後、探検後は学校に戻って危険な場所と安全な場所を地図に書き込み発表。みんなで確認し、学んでいきます。また、日の出交番のお巡りさんが「困った時は大声を出そう!」と呼びかけていました。

あんぜん探検隊

<日の出南小学校・おやじの会 会長 高田 憲さん>
「昼間でも人通りが少ないから一人で歩くときは、特に気を付けないといけんだよ。何かあったら大きな声を出すこと!」など、自分の身は自分で守るという防犯意識を子どもたちに学ばせることが安全につながるはず。特に大声で助けを呼ぶ重要性を認識してほしい。大きな声を出すこと。これが子どもたちを守る、ということに繋がることだと思います。

  日の出小学校・お父さんの会 会長 日の出南小学校・おやじの会 会長
佐々木勝彦さん    高田 憲さん

自分の身を守るためには大声を出すこと!
いざというときにスイッチが入るように、まずは大声を出す練習が必要!「大きい声で子どもたちを守る!豆まきパトロール」は、3月1日(土)に放送される「こちらJ:COM安心安全課」で詳しくご紹介します。

取材協力:浦安市立日の出小学校   お父さんの会
     浦安市立日の出南小学校   おやじの会